ご訪問頂きありがとうございます。
5月と言えば「カンヌ国際映画祭」ですね。
昨年のポスターはデヴィッド・リンチ監督をリスペクトしていましたが、
今年のポスターのコンセプトは何でしょうね。
でも、部屋に飾りたくなるような趣きのあるポスターです。
今年の審査委員長はフランスの女優イザベル・ユペール。
私の中では、やはりミヒャエル・ハネケ監督の
「ピアニスト 」での演技が鮮烈な印象を残しています。
今年は13日~24日まで開催されるそうですが、
既にコンペティション部門は発表されています。
今年はフランシス・フォード・コッポラ監督作品が
非コンペティション部門である監督週間に
新作を上映するなど話題が豊富ですね。
メインイベントとなるコンペティション部門にも、
カンヌ常連の多くの巨匠たちが名を連ねています。
そこで、私の独断と偏見による「気になる作品」をご紹介します。
※もちろん作品については、な~んにも知りません(^_^;
「A Prophet」(フランス)
ジャック・オーディアール監督の作品です。
「リード・マイ・リップス 」、「真夜中のピアニスト 」とも良作でしたので興味津々です。
「Prophet=預言者」・・・タイトルも意味深です。
「Bright Star」(オーストラリア/英/仏)
ジェーン・カンピオン監督の作品です。
過去に「ピアノ・レッスン 」でパルム・ドールを受賞しています。
「Broken Embraces」(スペイン)
ペドロ・アルモドバル監督の作品です。
久々の登場ですね。「ボルベール <帰郷> 」を超える作品を期待します。
もちろん、この作品でもぺネロぺ・クルスが主演を務めます。
「Inglourious Basterds」(アメリカ)
クエンティン・タランティーノ監督の作品です。
ブラッド・ピットが主演した作品。おそらく一番注目される作品でしょうね。
「Looking for Eric」(英/仏/ベルギー/伊)
ケン・ローチ監督の作品です。
過去に「麦の穂をゆらす風 」でパルム・ドールを受賞しています。
「Map of the Sounds of Tokyo」(スペイン)
イザベル・コイシェ監督の作品です。
菊地凛子が主演した作品。日本でも注目されそうな作品ですね。
監督の作品である「死ぬまでにしたい10のこと」、「あなたになら言える秘密のこと
」に主演した
サラ・ポーリーのように菊地凛子もさらに輝きを放つことができるでしょうか。
「The White Ribbon」(独/オーストリア/仏)
ミヒャエル・ハネケ監督の作品です。
今度はどのような衝撃を与えてくれるのでしょうか・・・怖いけど気になります。
他にもアジア人監督の躍進が目立っていますね。
というわけで、
今年の2月に特集したアカデミー賞作品賞受賞作品レビュー に引き続き、
カンヌ国際映画祭パルム・ドールも連続レビューします。
題して、
「そうだ カンヌ映画祭パルム・ドール、観よう。」
です。
まずは、歴代受賞作品をリストアップしてみようと思いますが、
ちょっと長くなるので、次の記事 にて。