特集レビュー 「そうだ カンヌ国際映画祭パルム・ドール、観よう。」 その1 | ひでの徒然『映画』日記

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5月と言えば「カンヌ国際映画祭」ですね。



ひでの徒然『映画』日記-第62回カンヌ国際映画祭

昨年のポスターはデヴィッド・リンチ監督をリスペクトしていましたが、

今年のポスターのコンセプトは何でしょうね。


でも、部屋に飾りたくなるような趣きのあるポスターです。



今年の審査委員長はフランスの女優イザベル・ユペール。

私の中では、やはりミヒャエル・ハネケ監督の

ピアニスト 」での演技が鮮烈な印象を残しています。


今年は13日~24日まで開催されるそうですが、

既にコンペティション部門は発表されています。


今年はフランシス・フォード・コッポラ監督作品が

非コンペティション部門である監督週間に

新作を上映するなど話題が豊富ですね。


メインイベントとなるコンペティション部門にも、

カンヌ常連の多くの巨匠たちが名を連ねています。



そこで、私の独断と偏見による「気になる作品」をご紹介します。

※もちろん作品については、な~んにも知りません(^_^;



「A Prophet」(フランス)

ジャック・オーディアール監督の作品です。

リード・マイ・リップス 」、「真夜中のピアニスト 」とも良作でしたので興味津々です。

「Prophet=預言者」・・・タイトルも意味深です。



「Bright Star」(オーストラリア/英/仏)

ジェーン・カンピオン監督の作品です。

過去に「ピアノ・レッスン 」でパルム・ドールを受賞しています。



「Broken Embraces」(スペイン)

ペドロ・アルモドバル監督の作品です。

久々の登場ですね。「ボルベール <帰郷> 」を超える作品を期待します。

もちろん、この作品でもぺネロぺ・クルスが主演を務めます。



「Inglourious Basterds」(アメリカ)

クエンティン・タランティーノ監督の作品です。

ブラッド・ピットが主演した作品。おそらく一番注目される作品でしょうね。



「Looking for Eric」(英/仏/ベルギー/伊)

ケン・ローチ監督の作品です。

過去に「麦の穂をゆらす風 」でパルム・ドールを受賞しています。



「Map of the Sounds of Tokyo」(スペイン)

イザベル・コイシェ監督の作品です。

菊地凛子が主演した作品。日本でも注目されそうな作品ですね。

監督の作品である「死ぬまでにしたい10のこと」、「あなたになら言える秘密のこと 」に主演した
サラ・ポーリーのように菊地凛子もさらに輝きを放つことができるでしょうか。



「The White Ribbon」(独/オーストリア/仏)

ミヒャエル・ハネケ監督の作品です。

今度はどのような衝撃を与えてくれるのでしょうか・・・怖いけど気になります。



他にもアジア人監督の躍進が目立っていますね。



というわけで、

今年の2月に特集したアカデミー賞作品賞受賞作品レビュー に引き続き、

カンヌ国際映画祭パルム・ドールも連続レビューします。



題して、



「そうだ カンヌ映画祭パルム・ドール、観よう。」



です。



まずは、歴代受賞作品をリストアップしてみようと思いますが、

ちょっと長くなるので、次の記事 にて。