アイ・アム・レジェンド | ひでの徒然『映画』日記

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アイ・アム・レジェンド


Comment:

人類が絶滅したかに見えた近未来でたった1人で生き抜く男の姿を描いた作品。


地球最後の男。


このキャッピコピーにまんまと騙された感がよぎったは私だけでしょうか(^_^;


クリピン博士が病原菌の感染スピードを利用した新たな新薬を開発しました。


しかし、その3年後・・・。


ニューヨークは静寂な街と化していました。誰もいない街。鳥や動物たちだけが生息しています。そんな街で暮らす唯一の生き残りロバート・ネビル。ロバートは軍人兼博士でもありました。


クリピン博士が開発した新薬から新種のウイルスが誕生し、感染した人間は狂犬病のように荒れ狂い、ほとんどの人間が息絶え、残りの感染者は人を襲うようになってしまったのです。もう、ほとんどゾンビです(^_^;


感染者たちは明るい場所避ける症状をあることから「ダーク・シーカー」と呼ばれるようになりました。


ロバートは日中は街に出歩き、他の生存者はいないか探し歩き、また、生きるための食料を調達します。そして、日が落ちると家に戻り、ダーク・シーカーたちから身を守るため、家を完全防御して眠ります。


この暮らしを1人で3年間も続けてきたロバート。


この作品はダーク・シーカーと戦いや人類の生き残りを賭けた戦いを描いているのではなく、誰もいない1人きりの男の生活を描いた作品でした。


マネキンに話しかけるロバート。一種異様なシーンにも思えますが、彼が編み出した生き抜くための「遊び」なのでしょうね。ゴルフのシーンも彼ならではの「遊び」の1つ。遊ぶことで余裕が生まれ正常さを保っていられたのでしょう。


ロバート役にはウィル・スミス。1人で喋り、歌い、遊ぶその様子はウィル・スミスならでは。この配役は大成功ですね。


しかし、愛犬サムの死によって、事態は急変していきます。


そこで・・・あれっ?いたんじゃん。となってしまうのですが・・・(^_^;


ラストはいかにもアメリカらしいなぁと感じつつ・・・。

でも、別バージョンのラストもあるようで観てみると・・・。

なるほど。こちらのラストはいかにも人間らしいなぁと感じつつ・・・。


個人的には、全編ロバート唯一人でダーク・シーカーと対峙し、血清を完成した後、彼らを助ける。その後、他の感染者を助けるために一人で旅に出るなんてラストが良かったかなぁ。あっ!これもアメリカ的かな?ウィル・スミスの一人芝居で全編通していたら、彼の演技がもっと映えていたかなぁと・・・。


でも、誰もいないニューヨークの街を映像にできる技術はさすがです。


ちなみに、クリピン博士役はエマ・トンプソン・・・何とも贅沢。



にひひにひひ



Title:

I AM LEGEND


Country:

USA (2007)


Cast:

(Robert Neville)WILL SMITH

(Anna)ALICE BRAGA

(Ethan)CHARLIE TAHAN

(Zoe)SALLI RICHARDSON

(Marley)WILLOW SMITH

(Alpha Male)DASH MIHOK

(Dr. Alice Krippin)EMMA THOMPSON


Director:

FRANCIS LAWRENCE



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