ユージュアル・サスペクツ | ひでの徒然『映画』日記

ひでの徒然『映画』日記

映画レビューを徒然なるままに書き綴ります。


ユージュアル・サスペクツ


過去ログ:2005年12月12日(月)

監督:ブライアン・シンガー

キャスト:

スティーヴン・ボールドウィン、ガブリエル・バーン、チャズ・パルミンテリ、ケヴィン・ポラック

ピート・ポスルスウェイト、ケヴィン・スペイシー


ある事件で5人の容疑者が警察署に連行された。釈放された5人はグループを組み、犯罪に手を染めていく。しかし、それらはすべて、伝説の犯罪王「カイザー・ソゼ」のシナリオの1つに過ぎなかった。


Comment:

小さな仕事であっても、邪魔をした5人?の容疑者を生かしておけないカイザー・ソゼはプライドの高い完璧主義者であるが、その計画は大胆不敵である。それが、ラストの大どんでん返しに繋がるのだが・・・。


One More:

とにかく、脚本がすばらしい!ラストの大どんでん返しに向けての綿密な計算がこの脚本にはあります。私が今まで観てきた映画の中で1、2を争う最高傑作です!まだ、観ていない方は、何の先入観も持たずにご覧になってください。



追記:

製作:1995年、アメリカ


12年経っても未だ色褪せないサスペンスの傑作。

同年の「セブン」でも怪演を魅せたケヴィン・スペイシーや当時まだ無名と言ってもいいベニチオ・デル・トロも出演しています。何と言ってもケヴィン・スペイシーの演技の巧さが光っています。ベニチオ・デル・トロは若いし痩せているし今とぜんぜん違いますね。


この作品をはじめて観たときはストーリーの展開に圧倒されました。ストーリーはわかっているのに何度観ても、5人の置かれる緊迫した状況に興奮します。


サスペンスのカテゴリに含まれるかはわかりませんが、この作品を超えるサスペンスに未だ出会っていないのが残念です。



第68回アカデミー賞 助演男優賞、脚本賞

第62回NY批評家協会賞 助演男優賞



にひひにひひにひひにひひにひひ