まぼろしハワイ/よしもと ばなな

¥1,575
Amazon.co.jp
先日、図書館でよしもとばななさんの「まぼろしハワイ」を
借りました。
この本しか残っていなかったことと、
昔から、ハワイへの憧れもあり読んでみました。
この小説は、3話の話から構成されています。
主人公は、20代~30代位の女性と男性です。
3人の共通点は、親が離婚を経験したために心に傷をおっていること。
ハワイが彼らにとって、大切な場所であることでしょうか。
この主人公が、ハワイの旅を通じて、自分の過去を振り返り
清算していく心の過程が、この小説の読みどころです。
よしもとばななさんは、この作品を書き上げるのに
5年かかったようです。
凄く感動をするといったような内容では、なかったですが
心に残るフレーズに出会えた一冊です。
文章は、異なりますが、こんな感じのフレーズが印象的でした。
「生きているという事は、物事が連続的に起こること。
天国は、物事が連続的に起こらない場所。」
生きてる世界では、自分が1つ動くと、回りも動いていく。
同様に、自分も計り知れない大きな波に乗っていて、
目の前の出来事が絶えずに、変わっていく。
天国は、その逆。
欲しいものがあれば、知らないうちに手に入っているような
静止したような環境。
このような感じのフレーズを読んだとき、
「私は生きているなぁ」と思いました。
そして、目の前で起こる出来事が、気になってきました。
他にも、「自分が辛くて、悲しんだ気持ちが、しわ寄せになって
波長のあった誰かに伝わる。」というようなフレーズも
気になりました。
本当かどうかは、さておき。
自分が悲しくなるのは、遠いどこかで誰かが悲しいのかなぁとか。
自分が悲しいことがあると、遠くの誰かが悲しんでいるのかなぁとか。
また、その反対のことも想像したりしました。
なんとなく、読むにはいい小説でした。
気が向いたら、ぜひ。

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先日、図書館でよしもとばななさんの「まぼろしハワイ」を
借りました。
この本しか残っていなかったことと、
昔から、ハワイへの憧れもあり読んでみました。
この小説は、3話の話から構成されています。
主人公は、20代~30代位の女性と男性です。
3人の共通点は、親が離婚を経験したために心に傷をおっていること。
ハワイが彼らにとって、大切な場所であることでしょうか。
この主人公が、ハワイの旅を通じて、自分の過去を振り返り
清算していく心の過程が、この小説の読みどころです。
よしもとばななさんは、この作品を書き上げるのに
5年かかったようです。
凄く感動をするといったような内容では、なかったですが
心に残るフレーズに出会えた一冊です。
文章は、異なりますが、こんな感じのフレーズが印象的でした。
「生きているという事は、物事が連続的に起こること。
天国は、物事が連続的に起こらない場所。」
生きてる世界では、自分が1つ動くと、回りも動いていく。
同様に、自分も計り知れない大きな波に乗っていて、
目の前の出来事が絶えずに、変わっていく。
天国は、その逆。
欲しいものがあれば、知らないうちに手に入っているような
静止したような環境。
このような感じのフレーズを読んだとき、
「私は生きているなぁ」と思いました。
そして、目の前で起こる出来事が、気になってきました。
他にも、「自分が辛くて、悲しんだ気持ちが、しわ寄せになって
波長のあった誰かに伝わる。」というようなフレーズも
気になりました。
本当かどうかは、さておき。
自分が悲しくなるのは、遠いどこかで誰かが悲しいのかなぁとか。
自分が悲しいことがあると、遠くの誰かが悲しんでいるのかなぁとか。
また、その反対のことも想像したりしました。
なんとなく、読むにはいい小説でした。
気が向いたら、ぜひ。