- はてしない物語/ミヒャエル・エンデ
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昨日、ようやく「はてしない物語」を読み終わりました。
読み終えたのが、深夜だったので
とても、疲れました。
でも、内容が凄く気になったので、
読んでしまいました。
(^ω^)
それにしても、奥が深い内容です。
心にいろんな事を問いかけてくれる作品でした。
映画とは、若干内容が違いました。
やっぱり、映画よりも原作の方が良かったです。
登場人物の名前も少し違いました。
映画は、スッキリ完結しますが、
原作は、余韻をひく内容でした。
主人公のバスチャンの傲慢さは、
映画よりも際立っているような気がします。
バスチャンを見ていると
自分を見ているようで、
途中で、心苦しくなりました。
(;_;)
この作品では、欲や生死の本質などが登場人物の言葉や行動などで
鮮明に表現されていました。
子供でも大人でも、読む人ごとに新鮮な感動を与えてくれると思います。
自分の心が汚れてきたなぁと思ったら
バスチャンとの冒険をおすすめします。
この物語では、「夢」は無限に生み出せますが、
同時に、人の心の持ち方で、
簡単に「虚無」になってしまいます。
夢の世界は、虚無の世界と表裏一体です。
「夢の世界」を「虚無の世界」に変えるきっかけは
「必要以上の物をみたしたい欲」
「嫉妬」
「大切な物事を信じない」ことから始まり
「虚無」から「夢」の世界に変えるきっかけは、
その反対でした。
「必要以上の物を求めない」
「現状を受け入れる」
「信じる」
そして、「愛する気持ち」と「想像力」によって無限に広がっていくようです。
この原理原則は、要チェックですなぁ。
だんだん、自分の言葉が気持ち悪くなってきたので
ここら辺で、おいとまします。
最後に、もしこの作品を読む場合には、
「アウリン」の紋章の意味を考えてながら、
読むとより楽しめると思います。
長い文章にお付き合いいただき、
ありがとうございました。
m(__)m