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昨日から、アンデルセンの童話集を読み始めました。

(^ω^)

アンデルセン童話集 1 改版―完訳 (岩波文庫 赤 740-1)/ハンス・クリスチャン・アンデルセン

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アンデルセンは、デンマークを代表する童話作家、詩人です。


漢字が少なくて読みやすいー。


ではなくてー。


大人になって、敢えて読むといろいろ考えさせられるかなぁっと思って読んでます。


空とぶトランク


親指姫


皇帝の着物


小クラウスと大クラウス


と読みすすめていますが


結構、どの登場人物もワガママなのと、


みんなが極端に単純な性格に驚きます。


童話なので、子供に分かりやすく、そうしているかもしれませんが。


何を伝えたいのか?


考えながら、読んでいたら読むのに、結構時間がかかってます。


日本昔話みたいに、いい人が最後はハッピーになる。

悪い人は、最後はやな思いになることが多いですが、

なんだか、アンデルセン事態が「ドS」の要素を持っているような気がします。


いい役の登場人物が、悪い人にする仕返しは、


いい人とは思えない行動が多いですし…


「小クラウスと大クラウス」は、そんな感じです。


主人公は、かなり最低な性格。


(-人-)


アンデルセンは、世の中に成り立ちや完璧でない人間に不満を持っていて


世の中こんな感じだという事を簡単に分かりやすく、

表したかったのかなあ?


それとも、流動的なな世の中や自然の優しさや厳しさを表現したかったのかなぁ?


どうにもできない大きなながれの中で、もがいていたのかなぁ?


「親指姫」


みなさんも知ってる有名な話。


最初に子供を欲しがっていた老人に、神様が親指姫を与えますが


直ぐに、いろんな動物に誘拐され


最後は、お世話になったネズミから逃げて、ハッピーエンド。


アンデルセンの生き方、背景が気になります。


アンデルセンが生きていたら


直接、聞いてみたい。


簡単な話ですが、もっと奥深そうです。


そして、今も世界中で言い伝えられているのは


やっぱり、ストーリーが完結で、


生き方の指針になる内容がまとまっているからなんでしょうか?


絵も文章もとらえ方によって、いろんな事を感じさせてくれますね。


ちょっと、変な感想ですいません。


m(__)m


私、こんな感じなんで、


いつも、点数をつける読書感想文や絵、算数の教育にはなっとくがいってないんです。


自分に子供が出来たら、


答えじゃなくて、考える勉強をさせたいなぁー。


なんちゃって。


後で、気になってアンデルセンの生い立ちを調べました。


貧しい靴屋で育ち、


大好きな学校も、親の死を境に中退。


バレーで、名門に入ったことで、学問を学ぶ機会を得たようです。


自分の見た目の醜さを気にしていたせいか、生涯独身。


多くの失恋をし、挫折を味わっていたようです。


人と接するのが、苦手な人物だったとか。


一人で歩いて、旅をしながら、執筆活動をしていたようです。


また、神経質な性格で


寝る前に、死体と間違われないように、枕元に「生きてます」という紙を置いてたとか。


彼が亡くなった時は、浮浪者から身分の高い人まで


大きな反響があったようです。


やっぱり、気になる人物です。


彼の自伝でも読もうかなぁ