街を歩いてたら、蝉の脱け殻を見つけました。


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虫が嫌いな方、ごめんなさい。


でも、蝉のからは古くから漢方薬として使われている貴重な物なんです。


沖縄や東南アジアでは、煮付けにしたり、揚げてたべてるみたいです。


(;_;)


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写真気持ち悪い。


でも、載せちゃいます。


(-ω-)


今の季節、みなさん蝉の鳴き声をうるさいと思ってませんか?


確かに、うるさいけど耳を澄ましてみてください。


結構、いいものですよ。


時間によって、鳴き声は違うんですよ。


午前中は、「シャンシャンシャン」


これは、クマゼミ。


午後は、「ジー」とか「ツクツクホーシ、ツクツクホーシ」


これは、アブラゼミやツクツクホウシ。


朝夕は、「カナカナカナ」


これは、ヒグラシです。


少し、鳴き声を聞くのが楽しみになりました?


蝉は、世界に約3000種類いるそうです。


だから、鳴き声も違ったり、大きさも違います。


世界一大きなテイオウセミは、130mmの体長を持ちます。


一番小さなイワサキクサゼミは、20mmの体長です。


夏に泣くのは、メスを誘惑するためです。


つまり、メスは泣かないんです。


オスの腹部のほとんどは、発音筋が発達した空洞になってるようです。


ヒグラシは、お腹が透けて見えるみたいですよ。


土からはい上がった彼らの体は、子孫を残すための体つきになってるんですね。

b(・∇・●)


幼虫は、土の中で3~17年(アブラゼミは6年)過ごします。


成虫になってからは、1ヶ月生きます。


長い年月を土で過ごし、最後の1ヶ月だけ、精一杯生きる蝉。


儚い命だけど、なんだか感動しちゃいます。


昔から、源氏物語でも蝉の一生を「うつせみ」と記し、

無常感を表現してたみたいですが


分かるなぁー。


どうですか、蝉鳴き声がいとおしくなりませんか?


ちなみに、メスは卵を木に産卵管を差し込んで産みます。


孵化した幼虫は、翌年の梅雨時期に木から木の下に移動し、


土に潜ります。


木に縦ラインのささくれができていたら、


そこには、セミの幼虫がいるかもしれません。


土から出てきた成虫は、晴れた日の夕方に木に登ります。


天敵のハチやアリに襲われないためです。


朝までに、羽を安定させ、天敵から身を守るためなのです。


だから、羽を広げる瞬間は、夜しか見れないんです。

見たいなぁー。


普段見れない蝉の世界。


興味深いです。


そして、いとおしく感じたりしてます。