
今日、「アリ」の巣を見てから
「アリ」に興味を持ったので、調べてみました。
(-人-)
なかなか、面白いことが分かりましたよ!
アリは、アリ科の節足動物で、
「蜂」と大変似ている部類の昆虫と言はれています。
家族で生活をする社会性のある動物であることや、
体の部位がいろいろ、似ているようです。
アリの中には、針や毒を持った種類もいるようです。
特に、山間に生息しているアリ等のようです。
食べ物はアリの種類によって異なりますが、
肉食が主だそうです。
アブラ虫とかカイガラムシとかダニ、ムカデ等です。
他には、菌類を食べます。
菌類は、自分達で巣内で繁殖させて食べるそうです。
w(°O°)w
結構、アリって賢い。
他には、植物の蜜なんかも食べたりするようです。
食べ物の運び方は、
砕いて、細かくして運んだり、
食べて、奮として運んだり、
細かい物は砂にくっ付けて、運んだり。
なかなか、やり手な昆虫です。
アリの家族は、以下で構成されています。
①女王アリ
アリの家長のような存在です。
②処女女王アリ
生殖機能がある雌アリ
羽がついてます。
③雄アリ
生殖機能がある雄アリ。
こちらも羽がついてます。
④兵隊アリ
巣を守る番人。
働きアリに、指示を出す部長といったところです。
⑤働きアリ
餌を運んだり、女王アリの世話をするアリです。
このようなアリの役割は、
生まれながらに決まってしまうようです。
女王アリは、最初に雌アリを産みます。
その雌アリの中で、
一部だけが生殖機能を持った次世代の女王アリになります。
それ以外は、働きアリになります。
次に、女王アリは、雄アリを産みます。
一部が生殖機能を持ったまま雄アリになり
残りは、女王アリから分泌されるホルモンによって
生殖機能を奪われてしまうんです。
女王の力は、恐るべし。
そして、彼らは働きアリになります。
また、この働きアリ。
若い時は、巣の中で働き、
年をとると、外に餌を採りにいく仕事をするようです。
私達が外で見るアリの多くは、
「老人アリ」なんですね!
年をとっても「外回り」
なんだか、人ごとに思えないです…。
次回、アリを見たら応援したくなりました。
最後に、アリの繁殖についてです。
アリの繁殖期は、だいたい春~秋にかけてです。
羽がついた処女女王アリと雄アリが、
一斉にに空を飛び、空中で交尾をします。
その後、雄アリは死にます。
(;_;)
なんて、悲しいストーリーなんでしょう。
そして、女王アリは木の葉の下や安全そうな土の上て
一生分の卵を産みます。
アリの世界は、アフリカの「アマゾネス」のような
女性中心の社会のようです。
また、アリは小さいですが
徹底された、組織力を持っているため
昆虫界でも、天敵とされているようです。
アリの形に似せて、外敵から身を守る虫がいたり
アリが好きな蜜を、自分のテリトリー外の植物に付けて
アリと距離をとるなどしている虫もいるようです。
他にも、アリを利用している植物や動物もいます。
スミレは、種にアリが好きなアミノ酸成分をつけて
種を運ばせ、繁殖したり。
カラスは、アリを体にくっ付けて、
体のダニをとったりするようです。
他には、アリの巣の中で
ちゃっかり、アリに紛れて
住んでいる虫もいるようです。
アリって、面白い昆虫ですね。
家庭菜園の脇で、アリを飼おうかなぁ?
ちょっと、巣の中が見たい…。
女王アリを見つけないと。
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