●緊張してたのかな・・
今日は朝からずっと雨。ちょっと肌寒かったです。
体が「ギュッ!」と縮こまりますね。
それで思ったのです。
先日の『硬筆書写技能検定』で失敗した件ですが、ネット検索すると「緊張して書けなかった」という投稿がありました。
自分も緊張してたのかな?
武道の昇段試験でも「緊張する」ということは特になくて、ずっと自分は「緊張しないタイプ」だと思っていたのです。
先日の検定試験も、頭が真っ白になるとか、頭に血が登るとか、心臓がドキドキする感じも全くなかったので、「自分が緊張していた」とは考えもしなかったのですけれど・・。
結局はそういう事だったのかなって。
ならば早めに自覚した方がいい。
兎にも角にも、頭とは裏腹に手が全く言うことを聞いてくれず、心と体がバラバラだったのは紛れもない事実で、秋には武道の昇段試験も控えていますし、もう一度、精神を鍛え直そうかと。
「精神を鍛える」と言っても、もちろん筋肉ではないので、「心を落ち着ける修練をする」という意味ではあるのですけれど。
方策としては、私の場合はやっぱり今まで学んで来た「仏教」と「ヨガ」の方法論ですかねぇ・・。
仏教には「禅」があり、ヨガにも「瞑想」というメソッドがあります。そして共に大切にしているのが「呼吸」ということ。
もう一つ両者に共通するのは「実践」ということでしょうか。幾ら頭で理解しても「やらなければ」意味はなく、どれだけ生活の中に取り入れて「実践するか」ってところが肝な訳で、
例えば食事の前の「いただきます」にしても、「ひと呼吸置いてから」とか、話す際にも思いついたままを口にするのではなくて、一つ一つの言葉を大事にして「ひと呼吸置いてから話す」とか、もうそんな所から初めてみようかと。
禅には「行住坐臥」という言葉があります。これは生活全体を禅にしなさいという意味ですが、YOGAの「ただの行いをヨーガに変えなさい」も全く同じことを言っているのだろうと思います。
たまに思い出したように禅道場でぼんやり坐っていても、あんまり意味がない。(やらないよりはマシなのですけれど・・。)
つまりは「日常生活の中の禅」。
そしてそれを一番実践しやすいのが「呼吸」なのかなと。
私の場合は武道系ですので「丹田呼吸」「足心呼吸」かな。
もちろんこれも言っているだけでは駄目で、どれだけ自分なりの工夫をして日常の中で実際に「やるか」に掛かっていますけど。
そうした小さな積み重ねで「動じない心」とか「落ち着き」とか、少なくとも普段からそれを心掛けていたら、本番で手が震えちゃうような事態にはならないのではないかと、
ちょっと真面目に考えたのでした。
このところ少し遠ざかっていた、仏教系の本も読み直してみようと思っています。特に「禅」の本。『普勧坐禅儀』とか。
少しずつ、少しずつね。
心も調整できたらいいな。
本日もお読みいただき、感謝です。