●埼玉・浦和『調(つき)神社』
腰を痛めてから、長時間バイクに乗るのは自粛していました。意外と腰に来るからです。その腰の方も、お陰様でだいぶ良くなり、
三連休の最終日。久しぶりにカブで、近からず遠からずの、地元の神社を巡ってみることにしました。
以前、武道仲間から「うさぎがいっぱい居るよ〜」と教えていただいた事を、古事記関連の本を読み、にわかに思い出したのです。
既に今年も3分の2が終わり、もう秋となりましたが、今年は「うさぎ年」です。やはり今年の内にお伺いしておこうかなと・・。
さいたま市浦和にある『調(つき)神社』です。
地元では「つきのみや」さんの愛称で親しまれているとか。
到着です!
早速「うさぎ」さんがお出迎えしてくれました。
狛犬ならぬ「狛兎」です!珍しいですよね。
手水舎も「うさぎ」。なんだかシュールです。
想像していたより「こじんまり」とした神社でしたが、駅から近い割には静かで落ち着いていて、とてもスッキリとした神社でした。
聞いていたとおり、とにかく「うさぎ」さんがいっぱい!(^^)
見上げれば、拝殿の上にも。
そして、池の中にも・・。
御祭神は、天照大御神、豊宇気姫命、素盞嗚尊ですが、家に帰り調べると、調(つき)の名が月と同じ読みであることから、「うさぎ」が神の使いとされ、江戸時代には「月読社」とも呼ばれていたとのこと。
「豊受大神」「月神」「白兎」・・。
「瀬織津姫」ですやん!
「アンタ。言ってた事と違いまっせ!つい二つ前の記事で、名前などはどうでもいい」と言っていたではありませんか?
おっしゃるとおりです。^^;
ですがこれは「情緒」の問題。好きなアイドルは居ませんが、「推しの神」は居るのです!瀬織津姫は問答無用の好きな神。「此処にも居る」と、そう思った方が気持は一気に盛り上がります。
そう勝手に良いように解釈し、そうであるならと、その足で『氷川女體神社』に向かいました。こちらの御祭神は稲田姫命、三穂津姫命、大己貴命ですが、私の中では、三穂津姫命は瀬織津姫の別名です。
ここ。妙に落ち着くのですよね。
ずっと居たくなります。
駅から離れた場所にあり、参拝に列が出来る様な神社ではありませんが、その分とても静かで、境内の地面も綺麗に掃き掃除をした跡があり、しっかり手入れをされているのが分かります。
そして私が居る間も、ジョギング途中の人や自転車で来た人が、この階段の下で一旦立ち止まり、一礼して去って行くのです。それがとっても印象的で、地元の人に愛されているのだなぁと・・。
そして『氷川女體神社』に来たならば、忘れちゃならない、同じく氷川三社である『中山神社』にも寄って行くことにしました。こうして一日で回れるのも、バイクがあればこそですね。
ここも大好きな神社です。理屈じゃなくて・・。
「あっ!ここ好きだな」と思う神社。
この本殿と奥宮の間が好きなのです。
倒木から御神像を彫刻したとの事で、以前はなかった(あったのかな?)、こんな掲示がありました。「白蛇弁財天」??
「白兎」からの「白蛇」。
連想するのはやっぱり・・。
そうそう。縁起物ということで、『調(つき)神社』では、神楽焼の「調宮兎守」をいただいて来ました。
真っ白な「うさぎ」さん。よく見ると、子うさぎを抱っこしています。見ているだけで、ほっこりしてしまいます。
かわいい〜!(^^)/
何かイヤな事があっても、この子に見つめられたら、「まぁいいか」と思えそうな。早速、我が家の神棚にお座りいただきました。
「調(ツキ)神社」は、「ツキ」を呼び込むと言うことで、地元浦和レッズの選手も参拝に訪れるそうです。
私もそれにあやかり、明日から「絶好調!」と行きたいところです。「ツキを呼び込む」と言うよりは、体の不調という「憑き(ツキ)もの?」が落ちる方に期待して・・。
姫君に呼ばれ?ふっと緩んだ一日でした。
本日もお読みいただき、感謝です。