一泊二日で合宿研修がありました。


内容は、7人チームで、

お客様に旅行プランをプレゼンし、

受注をもらう!というものでした。


ヒアリングなし。

データがかなり沢山あるなかから、

自分らなりに分析し、

論理的に、提案内容をまとめるというものでした。

つまり、誰からどうみても、

納得いくような内容を練らなければなりません。


お客様は、超厳しい人という設定。


私の人生そのものを否定されるような文言も多く飛びかり、

本当に、悔しい思いをしました。


1日目の朝から始めて、

お客様に納得いただけたら終わるというものでした。

結局、私らのチームは、夜中の三時の時点でも納得のいくような提案ができず、

最終、自分らができなかった理由をフィードバックするか、

明日朝一までに完璧な提案内容を練るかという選択を迫られました。


朝の5時まで話し合いました。

何がいけなかったのか?


結局、

私らの最終ゴールは受注するというところではなく、

ビジネスの場で、成功させることだということが一番の理由となり、

フィードバックに力を注ぎ、

これを以って、合宿研修の成果としました。


睡眠時間は20分で、

2日目を迎えました。


ちなみに、受注をもらうというのをやめたのは、

私らのグループだけでした。


翌日、明け方まで受注をもらえず、

朝一で発表するチームが次々と発表をしました。


あのときの悔しさは、

絶対忘れないと思います。


うちのクラスで最後に発表したチーム。


私らのチームがあきらめることを選択した5時半の時点では、

少しも具体的な案がなかったそうです。

つまり、状況としては、

私らと同じ状況。


朝までの2時間の間、

一睡もせず、企画を練り、

最終素晴らしい内容の提案をしたのです。


私は、すごく自分が情けない気持ちになりました。


悔しいけど、

自分たちも最後までやればよかったという後悔の気持ちではありませんでした。


というのも、

今回は失敗したけど、

その失敗した原因をしっかり自分らで認識し、

次に生かしていくことが、

私らの最大の収穫になると思ったからです。


もちろん、あの時、

最後までやっていれば受注をもらえたかもしれない。

でも、

最後までやって、受注をもらえたとしたら、

やりぬいたという達成感は得られるだろうけど、

それに自惚れて、今後に生かせなかったかもしれない。


相当の屈辱を味わってこそ、

重みがあるのだ。


どうしようもなくなったとき、

最後まで諦めずに、やりぬくことは、簡単だけど、

途中でやめるということの方が、勇気がいったりする。


それは、それなりの理由があったから。


私は、この不完全燃焼さ、

悔しさを絶対に忘れないだろう。


きっと、プレゼンをするとき、

商談に行ってお客様と話をするとき、

あのときの悔しさを絶対思い出すだろう。


そして、あの時出来なかったことを

絶対できるように努力するだろう。。。


だから、合宿研修だけで終わることない、

永遠の学びを得たのだ。


そういった意味で、

非常に意味のある研修でした。


最後に、私はこの10日間の研修を通して、

新たに知ることも多かったけれど、

ほとんど既に認知している内容だった。


それはおそらく、

私がインターンをやっていたからというのだけでなく、

誰でも知っているような当たり前のような内容も多く含まれていた。


けど、私はそれが出来ていない。

『分かっていること』と『できること』は違う。


私は、意識して実行するということを決して忘れず、

毎日、基本をしっかり行うことにより、

いつか自然とこれらのことができるようになりたいと思いました。


以上