私は、小学校から高校を卒業するまで、

吹奏楽部に入っていました。


プラバ


高校は、吹奏楽が盛んで、

毎年、パイプオルガンがあるこのホール↑を貸しきって、

コンサートをやっているんですが、

いつも連休にあるので、

卒業して以来、先日、初めて見に行きました。


注)この映像は、うちの団体の映像ではありません。

変わっていなかった。

うちの、部活の色が。


芯があり、たくましい。勢いがある。

でも、ものすごく繊細。


確かに、

演奏は、一般的に聴いて、

良いものではなかった。

ピッチ(音程)も微妙、

縦もそろっていない。


周りでは、

あまりいい評価をしている人はいなかった。


でも、私には、すごくよく聴こえた。

どんな、プロの演奏を聴くよりも、

よっぽど良かった。


心がこもっていた。

想いが伝わってきた。


それは、私の心の中にある、

この団体に対する思い入れ、

自分の思い出が重なって、

さらによいものに

聴こえただけなのかもしれない。


でも、

伝わったよ。


ちゃんと、

私の心には

心に届いた。


涙でたもん。






思い出す。。


高校三年生。

受験に専念 OR 夏のコンクールに出場


私は、

受験を選んだ。

引退後、

聴きに行った演奏会で、

私は、涙が出るほど感動した。


自分がそこにいないことが悲しかったのではなく、

そこに自分がいたんだ、

自分もこの今の姿を作ってきたんだ、

っていうことが嬉しかった。


今回の演奏会でも同じ事を感じた。


この色は、

前と変わっていなかった。


きっと、

何らかの形で、

自分達が作ってきたものが

受け継がれている。


そう確信した。


何より、

顔も知らない子らだけど、

後輩達が、あんなに、

この部活で楽しそうに、

誇らしげに演奏している姿が、
嬉しかった。



あー、、、懐かしいなぁ。。

自分も、また楽器をやりたくなったけど、

もう吹けないだろうなぁ。。。。。


でも、

何年経っても、

私はこのコンサートを見に行くだろうなぁ。。


このコンサートは、

OB&OGも参加できるようになっていて、

特に、最盛期だった私の代は、

参加率も高い。


私は、参加することはできないけれど、

友人には、ずっと参加していて欲しいって思う。

(じゃないと、打ち上げに行きにくいので・・笑)




部活も若い世代へと移っていくが、

よい部分を残しつつ、

今後もさらに、飛躍していって欲しいと思う。



影ながら、

OBの一人として、

応援しています。



最後に、

これを通じて、感じたこと、、


アカペラで歌うときも、

スピーチをするときも、

面接で話すときも、

話している内容、

音程、リズム・・・

そいういうものが人を感動させるんじゃなく、

歌っている人、しゃべっている人の、

心(気持ち)が

人を感動させる。

人に伝わる。

 

だから、

どんなに、音程がずれててもいい、

リズムがおかしくてもいい、

どんなに、論理的でなくても、

詰まっても、

自分の伝えたいことを、

歌を通して、言葉を通して、

いっぱい詰めて、

相手に渡す。

本気の思いを、

本気で喋る、歌う。

精一杯。


とにかく、

自分がコレだって自信を持って言えることを、

うわべだけでなく、心の奥底からの思いを

本気で伝える。


っていう、

私もまだまだまだ。。。

なのです。。


一緒に、

頑張りましょー!