15日月曜日の午後は、論文勉強会でした。今回は再生療法に用いるリグロスでした。垂直性骨吸収や根分岐部病変に保険にて応用できる再生薬剤ですね。2016年ころから導入されていますので、多くの先生が使用されていると思います。今回の論文からでは骨を造成させる能力は使用しないときよりもいいということです。しかし、ポケットの深さや、付着の獲得という意味において、有意な差はでないというものでした。また、動物実験ではセメント芽細胞がセメント質を作り、新しい歯根膜が再生されますが、人の研究においては再生を起こしたという組織切片が今のところありません。使用することによるデメリットはありませんから、使用してもいいのではないでしょうか。今後ともこの分野では多くの論文が出てくると思いますので、新たなエビデンスができると思います。
本年発フライト。やはり、富士は日本一の山ですね。
fukuda tomoki