人間、ともすると自分のことを棚に上げて、


他人のこと、あるいは環境などを問題にする傾向がある。


それも客観的に評価するのならともかく、


たいていの場合、否定的に捉えるもの。


なぜ自分のことを棚に上げてしまうのかと言えば、


傷つきたくないから。


客観的に考えて、


自分に非があることがわかったとき、


それは自分を否定することにつながりかねない。


それでは、


あまりに自分がみじめだと思うのでしょうね。


でも、それでいて、


自分のことは意外とよくわかっていないのもまた事実。


他人のことや自分を取り囲む環境については色々見えてくるけど、


自分自身についてはその像がはっきりしていない。


それには、


自分に対して一歩距離を置いて観察する必要がある。


そして、自分の長所、


あるいは得意なことをきちんと認識する。


そうすれば、


ミスや失敗を他人や環境のせいにするなどという


みっともないことはせずにすむ。


女の目線。-1