有言実行という言葉がある。
たしかに、必要なことを言葉にして表現し、
それをきちんと実行するのは、
まわりから見ていても気持ちのいいもの。
それに対して不言実行という言葉もある。
こちらは何も言わずに、
しかしきちんと実行するというもの。
でも、
この「有言」と「不言」との間に明確な線を引くのは難しい。
また、「有言」といっても、その中身が問題。
あまり大風呂敷を広げすぎても、
実行した内容が追いついていないこともある。
そのときは、
周囲の人から信用を失う恐れもある。
遠慮したもの言いでは、
「最初から予防線を張っていたな」と思われるかもしれない。
何をしゃべり、何を話すか・・・・。
その線引きがきちんとできる人にしか、
本当の意味での行動はできない。