この常務、アウトローにつき-17

有名人ではなく、

立派な人間になろうと決意したら、

どれほど気苦労がなくなるかしら。

(服飾デザイナー:ココ・シャネル)


「有名人」であるより「立派な人間」であることのほうが、


勇気がいる。


第一「立派な人間」になるためには、


自分自身を好奇の目にさらし、


長所だけでなく弱点をもさらけださなければならない。


自分をさらけだすより、


自分をとりつくろうほうがずっと簡単だ。


名刺を配り、愛想笑いをし、優雅に握手をし、


他人の機先を制しさえすればいいのだから。


しかし、ココ・シャネルも言うように、


こうした欺瞞の代償は高くつく。


体裁を整えるには大変な努力が必要だし、


真実を隠すには嘘に嘘を重ねなければならない。


あらゆる面で、自分らしさを追求しよう。


感じの悪い人間になれというのではないが、


うわべをとりつくろうために妥協したり、


自分を抑えたりしないことぜよ。