有名人ではなく、
立派な人間になろうと決意したら、
どれほど気苦労がなくなるかしら。
(服飾デザイナー:ココ・シャネル)
「有名人」であるより「立派な人間」であることのほうが、
勇気がいる。
第一「立派な人間」になるためには、
自分自身を好奇の目にさらし、
長所だけでなく弱点をもさらけださなければならない。
自分をさらけだすより、
自分をとりつくろうほうがずっと簡単だ。
名刺を配り、愛想笑いをし、優雅に握手をし、
他人の機先を制しさえすればいいのだから。
しかし、ココ・シャネルも言うように、
こうした欺瞞の代償は高くつく。
体裁を整えるには大変な努力が必要だし、
真実を隠すには嘘に嘘を重ねなければならない。
あらゆる面で、自分らしさを追求しよう。
感じの悪い人間になれというのではないが、
うわべをとりつくろうために妥協したり、
自分を抑えたりしないことぜよ。