もう一つ。

南大門に来たら絶対はずせないのが、裏通りの散策だ。

昔ながらの観光客をターゲットにした、韓国情緒たっぷりの食堂街。

半分日本交じりのオモニの客寄せもいつもと同じ。

唐辛子が目に染みる空気が流れてくるのもいつもと同じ。

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キムチチゲの作り置き。

客の注文が入ったら、いつでも温め直せるようにしてある。

日本だと考えられないけど、こっちでは当たり前。

一度に作って出すときに温めるほうが効率的だし、それにそれだけ多く火を通してぐつぐつ煮詰めるのが韓国料理の基本だからだ。

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そうやって何度も何度も火が通されたキムチチゲは何ともきれいな唐辛子色。

唐辛子の旨辛さ、さらにその奥深さまでもがこの真っ赤にでている。

火を通せば通すだけ奥深くなるみたいな。

まさに唐辛子色の真っ赤は韓国のイメージカラーだ。

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日本のように蝋でつくらたメニューサンプルは南大門の裏通りでもある。

言葉の分からない外国人観光客でも安心して注文できる。

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ここの食堂街に店にはまだ入ったことないけど、そのよりもここを散策するだけでも十分韓国情緒あふれていて楽しい。

まさにここはソウル、韓国に来たと言う気にさせられる。

まるで韓国人が新宿のゴールデン街だったり、西口の思い出横丁を歩くような気持ちに日本人のオレはここでなれる。