シンガポールで先日、移民政策に反対するデモが行われたという。
シンガポールではソフトではあるが独裁政権で言論の自由が厳しく管理されている。
なので異例と言えば異例なのかもしれない。
ま、それはさておき、
日本もこの移民を受ける受けないということは結構議論されている。
が、元々単一民族の島国であり、「ムラ社会」を形成して、それを守り続けてきたからこんな不況でも平穏無事で国はつぶれないという意見が多く中々進まない。
オレも何度かここで言っている「ムラの開放」を政府はやりたがらない。
それを一たび解放したら、今までの平穏無事さがどうなるか分からなくなるから。
対してシンガポールのこれは確かに日本同様難しい問題だが、日本と大きな違いとして日本は「日本人だけの単一民族国家」に対し、シンガポールは「中華系を筆頭にインド系、マレー系、アラブ系、さらにその他インドネシア人だったり、タイ人だったり、他マイノリティでしかないが欧米系だったり」と鮮やかな「多民族国家」である。
で、シンガポールでは人種差別が起きないようにって、集合住宅に住む部屋割もちゃんとそれぞれの人種が集中して住まないように、お互いを知るためにもバランスよく振り分けられる。
なんで移民を受け入れる余地は十分にある。
が、問題は何と言っても土地の狭さ。
土地が本当に狭い。
東京23区と同じひろさで520万住んでいる。
香港と一緒だね。
香港はあれだけ狭い敷地にたくさん人が住んでいるから、家賃が高い。その他物価だって高い。
公共サービス、例えば水道だってマレーシアから買っている分、その手数料を国民に対し売るために取るわけだから、安くはない。
それがさらに需要が増えると供給がそれだけ拍車がかかるのでさらに値段を押し上げることになる。
その他移民を増やすと色々なものの消費が増える。
結果すべての面において物価高になり、国民の生活は益々厳しくなる。
シンガポールは好景気に今は沸いていても、いつかは不景気になる。
受け入れるタイミングだってポイントになってくるだろう。
移民を受ける受けないは何もシンガポールだけではない。
他アセアンだってシンガポールの動きに注視するだろう。
何せシンガポールが移民を受け入れれば周辺国からの出稼ぎ労働だって容易になる。
永住権取れば家族の呼び寄せもきく。
アセアンの中での立ち位置だってこの問題の発展によっては影響してくる。
そんな訳でこの問題は非常に難しいし、オレ自身もシンガポールと言う一種独特のラブが今後どうなるか、それに影響大となるこの移民問題には興味持っている。

かつで赤道直下の小さな漁村でしかなかったシンガポールに初めて上陸したイギリス人、スタンフォードラッフルズ。
シンガポールドル紙幣にも書かれているのはこの顔。

シンガポールの国民食、チキンライス。
国中のホーカーどこ行っても食べられる。
大体2シンガポールドルから大きいので4シンガポール位。
今は1シンガポールドルが73円くらいになっているから、前回食べた時よりもオレにしてみたら少し割高、高い時は300円行くかなくらいだ。
シンガポールではソフトではあるが独裁政権で言論の自由が厳しく管理されている。
なので異例と言えば異例なのかもしれない。
ま、それはさておき、
日本もこの移民を受ける受けないということは結構議論されている。
が、元々単一民族の島国であり、「ムラ社会」を形成して、それを守り続けてきたからこんな不況でも平穏無事で国はつぶれないという意見が多く中々進まない。
オレも何度かここで言っている「ムラの開放」を政府はやりたがらない。
それを一たび解放したら、今までの平穏無事さがどうなるか分からなくなるから。
対してシンガポールのこれは確かに日本同様難しい問題だが、日本と大きな違いとして日本は「日本人だけの単一民族国家」に対し、シンガポールは「中華系を筆頭にインド系、マレー系、アラブ系、さらにその他インドネシア人だったり、タイ人だったり、他マイノリティでしかないが欧米系だったり」と鮮やかな「多民族国家」である。
で、シンガポールでは人種差別が起きないようにって、集合住宅に住む部屋割もちゃんとそれぞれの人種が集中して住まないように、お互いを知るためにもバランスよく振り分けられる。
なんで移民を受け入れる余地は十分にある。
が、問題は何と言っても土地の狭さ。
土地が本当に狭い。
東京23区と同じひろさで520万住んでいる。
香港と一緒だね。
香港はあれだけ狭い敷地にたくさん人が住んでいるから、家賃が高い。その他物価だって高い。
公共サービス、例えば水道だってマレーシアから買っている分、その手数料を国民に対し売るために取るわけだから、安くはない。
それがさらに需要が増えると供給がそれだけ拍車がかかるのでさらに値段を押し上げることになる。
その他移民を増やすと色々なものの消費が増える。
結果すべての面において物価高になり、国民の生活は益々厳しくなる。
シンガポールは好景気に今は沸いていても、いつかは不景気になる。
受け入れるタイミングだってポイントになってくるだろう。
移民を受ける受けないは何もシンガポールだけではない。
他アセアンだってシンガポールの動きに注視するだろう。
何せシンガポールが移民を受け入れれば周辺国からの出稼ぎ労働だって容易になる。
永住権取れば家族の呼び寄せもきく。
アセアンの中での立ち位置だってこの問題の発展によっては影響してくる。
そんな訳でこの問題は非常に難しいし、オレ自身もシンガポールと言う一種独特のラブが今後どうなるか、それに影響大となるこの移民問題には興味持っている。

かつで赤道直下の小さな漁村でしかなかったシンガポールに初めて上陸したイギリス人、スタンフォードラッフルズ。
シンガポールドル紙幣にも書かれているのはこの顔。

シンガポールの国民食、チキンライス。
国中のホーカーどこ行っても食べられる。
大体2シンガポールドルから大きいので4シンガポール位。
今は1シンガポールドルが73円くらいになっているから、前回食べた時よりもオレにしてみたら少し割高、高い時は300円行くかなくらいだ。