最近、色々と騒がれているよね、いじめの問題が。

なんでオレなりにこの問題を語ってみよう。

まず、オレから見ればいじめなんていうのは、

悪しき「ムラ社会」日本の象徴。

少しでも他人と違っていたりしたら、それはまさに村八。

そういう社会だから起こるべくしてもの。

そういうことなんで驚くべきことじゃない。

問題なのはそのムラが外部を寄せ付けない、受け付けない非常に閉ざされたものだからこそ、そういう陰湿なことが起こるんだし、またそんな陰湿さを隠すことをするんだよな。

まさに今回なんかそう。

自殺した中学生本人、そのご家族、ご遺族はただ単に運が悪くて、冗談半分でからかわれてそれがいじめだったというだけでなく、それを隠された。

学校から、社会から背任に会った。

これは完ぺきな二重殺だ。

二重殺だよ。

ダブルマーダー、あるいはダブルコンスピラシーだ。

オレは18の時以来、そういう閉ざされたムラ社会でなく、開かれたヒロバ社会をめざさなくてはいつまで経ってもいじめもなくならないし、国自体がストレスの塊みたいなもので潰されてしまうと思っていた。

それは数十年たった今でもちっとも変わらず残っている。

何も言わなくても、何でも周りはやってくれるし、以心伝心の国で意思疎通が出来るから、悪く言うなら黙っていればすべてが解決される。

真相語られず、永遠に闇の中だ。

少なくともオレが18だった時代とは世界が大きく変わったんだ。

オレが18の時って言ったらせいぜいファミコンぐらいしかすごいのはなかった。

家の中で黙々とやるんだよな。

それが今ではインターネットとかツイッターとかフェイスブックにとってかわったんだ。

たとえいつまでもムラ社会を保ちたくとも保てない世の中になったんだ。

ムラ社会のアイデアこそ、まさに時代錯誤、これぞカウンタープロダクティブだ。

こんな決まりきった国でしかないから政治家は楽で政局だけ考えれば、世界一高いサラリーが保障されるし、

同じ国民同士だってこうなんだから、留学生増やすにもなかなか増えない。

少なくともアキバから派生したものからくるライジングサンの力だけでは観光の範疇で終わってしまう。

もっとそれ以上に魅力ある社会、誰だって憧れる社会、国に帰ったら真似したい国にならないとね。

同じ国民同士でこんなことやるような社会に誰が憧れるんでしょうか。

これが肌の色が違うって言う人間が来たらどうなるのって言うこと。

仮に留学生送り出す親だったら、そういう国に我が子、例えばアメリカより学費が安いのは事実。

だがそれでも決して日本は学費が安い国じゃない。

そんな大枚はたいて我が子を留学させたい国なんでしょうかっていうこと。

そういうところまで考えないとね。

オレは18の時からずっと言っているんだ。

日本が目指すのは「ムラ社会」じゃなく、「ヒロバ社会」だということ。

そうならないとこの国はよくならない。

したがっていじめもなくならない。

以上。


$貧困ぜいたくオヤジのひとりごと