一体何がミスマッチとなったのかと言えば、

オレが留学会社に求めていたのと、先方が求めていたのが食い違っていたということだけど、

では、具体的に何が違っていたのかと言うなら、

1.オレが求めていたのは留学会社、しかし、実際は留学会社と言うよりは営業会社だった。

確かにどこの会社だって営業はするけど、オレは営業そのものを第一にやりに来たと言うのでなく、カウンセリングや手配、企画、添乗などを語学力を生かしてやりたかった。

でも、実際はそれらでなく営業をとにかくやって欲しい。

仮に一本取ってきても、実際の手配は別の人間、さらにそれが出発と言うようになっても、別の人間。

「はい、ご苦労、それよりも次の取ってきていないの?」と言う感じ。

確かにオレも年が年なんで、仕事に選り好みしてはいけないのはあるだろうが、だとするならオレが行くのは別に留学の会社じゃなくてもとにかく営業が出来る会社だったらどこでもいいわけで、わざわざ留学の会社にする必要もなかった。

なんで、残念だけどこれ以上行く意味もなくなったのかなと言う決断になった。

語学力だけは少しくらいと思ったんだけどね。

実際はコレッぽちもだった。

とにかく営業だけだった。

余談だけど、社長だってカバン持って営業に出ているし、普通だったら社長って離れた個室にいるもんだけど、個室もなければ、離れた場所にもいない。

オレのすぐとなりに座っていた。

2.売るプログラムが好きになれなかった。

売れるわけないと思うから。

韓国に英語って勉強しに行くのかな?

アメリカの大学なのに、それを日本国内でやりたがるかな。

韓国の英語村、日本のアメリカの大学って売れないと思うんだけど。

で、値段だってむしろ高いくらいだし、

さらに特に今この時期、為替だって円高なんだから、もっと安いプログラムをアメリカで探すなりしているよ。

それを集中的に売れっていうんだから、オレの営業力の限界もあるし、無理だと思った。

さらにそれを同業者である留学エージェントに売ると言うのも理解できなかった。

なぜ、同じ利害関係を被るようなことをやるのだろうか。

3.その他

国民保険だし、雇用保険だってなしというのもあるかもしれないね。

そのくらいの保障は正直、付けて欲しい。

そんなような事実はオレのような能力のない人間には厳しい過ぎた環境だった。

留学の会社一つとっても、合う合わないってあるんだなって思った。

オレ現実問題、営業ってあまり得意じゃないもの。

で、折角の留学会社でこれだったら、続くわけないわな。