アメリカではスティーブジョブスのことを話しているが、
それ以外だとアメリカでは今貧困層が反貧困デモが起きている。
ニューヨークでLAでさらに他の街へ飛び火した。
ニューヨークはマンハッタンのリバティプラザ、LAのシティーホール前には沢山のデモンストレーターがテントを張っている。
ノートPCを立ち上げて、ツイッター、フェイスブックでデモの様子をライブ実況を行ない、同志を募っている。
さらに主催者側は1セントからの募金を募り、それで集まった募金で新聞を発行してしまった。
その名も「Occupied The Wall Street Journal」(ウォールストリートジャーナル占領済)。
アメリカが世界向けにアメリカンドリームの発信基地としている通りは、いまや市民運動により占領されたともいえるのか。
アメリカのすごいところは、こういうところだ。
こういう市民運動、そして動きの早さ、大胆さはさすがといわざる負えない。
さすが歴史が物語っている。会社であるならこれぞアメリカの存在意義、あるいは理念を投影しているともいえよう。
結論から言ってしまうと、もはやアメリカは我々の知っているアメリカではなくなった。
「アメリカンドリーム」が絶対で、その価値観を理解しないのは間違っている。
10年前、あるいは5年前ならいざ知らず、いまやそんな価値観は崩壊してしまった。
アメリカ人は理想主義者だ。
願わくは誰でもアメリカンドリームという絶対的物的充足感、その征服者になることを目指していた。
そんなアイデアが正しい事とされたからだ。
しかし、その反面、現実主義者でもある。
家に帰れば、多重ローンの返済、子供を学校へ送り出さなくてはいけないし、特に今の時代、会社に行けばレイオフの恐怖に怯えなくてはいけない。
それにつけて失業してしまえば今は仕事なんぞみつからない。
失業率9%、実際はまだまだ高いだろう今の時代、失業期間が数ヶ月単位から数年単位になっているのが今のアメリカである。
失業しても生活するためには出費がかさむ。
ジョブインタビューに行く時だってガス代が必要だ。
オレがいたとき、10数年前は1ガロン1ドルもしないようなガス代も、今は4ドルを越えるとんでもない値段。
そんな長引く不況のあおりをもろくらうのは、中間層から下、彼ら曰く、1%の富裕層だけ逃れ、残り99%の貧困層は見事にくらってしまう。
ここまで厳しくなってしまえば、もう黙っていやしない。
アメリカ人は普段はバラバラでも、一度決心してしまえばその団結力は固く、そしてスピードが敏速だ。
ゴールは違えど、そうやって歴史をつくりあげてきた。
まあ、ゴールは未だ不明確であるとしても、これまで自分らが絶対と信じてきた市場原理を絶対としたオールオアナッシング、サバイバル型の資本主義に異をとなえることにもなる。
これまで世界に一方的に発信してきたものを覆す事になる。
そしてこれは我々、日本人にとっても絶対目をやっておかなければいけない。
なざならつい最近まで日本が目指そうとしたものが崩れているのだから。
それも遠回りにもその価値観を押し付けてきた張本人が崩れているのだから。
そして日本人はそのシステムが今の自分達に結局は何をもたらしたのか、また本当に向いていたことなのか、そしてどのようなシステムが自分達に一番いいのか。
それに対し社会はどのようなゴールを目指していけばいいのか。
そしてあの時一気に向かって行ったものすごいエネルギーの付和雷同さ、和の精神の裏側のそれも改めなくてはいけない。
和の精神と付和雷同は、より盲目的なのが付和雷同という以外は、表裏一体というか諸刃の剣でもあるのだ。
本題に戻り、アメリカではこれら全てオレがいるときでは絶対考えられなかった。
それほど今のアメリカには余裕がない。
世界屈指の軍事力、経済力でスーパーパワーと呼ばれた超大国もいまやその両方とも衰えてしまったのは間違えない。
もはやアメリカはスーパーパワーではない。
もうすぐアメリカンドリームだって消えてなくなってしまうのかもしれない。
そんなアメリカはまさに並の国に成り下がりつつある。

それ以外だとアメリカでは今貧困層が反貧困デモが起きている。
ニューヨークでLAでさらに他の街へ飛び火した。
ニューヨークはマンハッタンのリバティプラザ、LAのシティーホール前には沢山のデモンストレーターがテントを張っている。
ノートPCを立ち上げて、ツイッター、フェイスブックでデモの様子をライブ実況を行ない、同志を募っている。
さらに主催者側は1セントからの募金を募り、それで集まった募金で新聞を発行してしまった。
その名も「Occupied The Wall Street Journal」(ウォールストリートジャーナル占領済)。
アメリカが世界向けにアメリカンドリームの発信基地としている通りは、いまや市民運動により占領されたともいえるのか。
アメリカのすごいところは、こういうところだ。
こういう市民運動、そして動きの早さ、大胆さはさすがといわざる負えない。
さすが歴史が物語っている。会社であるならこれぞアメリカの存在意義、あるいは理念を投影しているともいえよう。
結論から言ってしまうと、もはやアメリカは我々の知っているアメリカではなくなった。
「アメリカンドリーム」が絶対で、その価値観を理解しないのは間違っている。
10年前、あるいは5年前ならいざ知らず、いまやそんな価値観は崩壊してしまった。
アメリカ人は理想主義者だ。
願わくは誰でもアメリカンドリームという絶対的物的充足感、その征服者になることを目指していた。
そんなアイデアが正しい事とされたからだ。
しかし、その反面、現実主義者でもある。
家に帰れば、多重ローンの返済、子供を学校へ送り出さなくてはいけないし、特に今の時代、会社に行けばレイオフの恐怖に怯えなくてはいけない。
それにつけて失業してしまえば今は仕事なんぞみつからない。
失業率9%、実際はまだまだ高いだろう今の時代、失業期間が数ヶ月単位から数年単位になっているのが今のアメリカである。
失業しても生活するためには出費がかさむ。
ジョブインタビューに行く時だってガス代が必要だ。
オレがいたとき、10数年前は1ガロン1ドルもしないようなガス代も、今は4ドルを越えるとんでもない値段。
そんな長引く不況のあおりをもろくらうのは、中間層から下、彼ら曰く、1%の富裕層だけ逃れ、残り99%の貧困層は見事にくらってしまう。
ここまで厳しくなってしまえば、もう黙っていやしない。
アメリカ人は普段はバラバラでも、一度決心してしまえばその団結力は固く、そしてスピードが敏速だ。
ゴールは違えど、そうやって歴史をつくりあげてきた。
まあ、ゴールは未だ不明確であるとしても、これまで自分らが絶対と信じてきた市場原理を絶対としたオールオアナッシング、サバイバル型の資本主義に異をとなえることにもなる。
これまで世界に一方的に発信してきたものを覆す事になる。
そしてこれは我々、日本人にとっても絶対目をやっておかなければいけない。
なざならつい最近まで日本が目指そうとしたものが崩れているのだから。
それも遠回りにもその価値観を押し付けてきた張本人が崩れているのだから。
そして日本人はそのシステムが今の自分達に結局は何をもたらしたのか、また本当に向いていたことなのか、そしてどのようなシステムが自分達に一番いいのか。
それに対し社会はどのようなゴールを目指していけばいいのか。
そしてあの時一気に向かって行ったものすごいエネルギーの付和雷同さ、和の精神の裏側のそれも改めなくてはいけない。
和の精神と付和雷同は、より盲目的なのが付和雷同という以外は、表裏一体というか諸刃の剣でもあるのだ。
本題に戻り、アメリカではこれら全てオレがいるときでは絶対考えられなかった。
それほど今のアメリカには余裕がない。
世界屈指の軍事力、経済力でスーパーパワーと呼ばれた超大国もいまやその両方とも衰えてしまったのは間違えない。
もはやアメリカはスーパーパワーではない。
もうすぐアメリカンドリームだって消えてなくなってしまうのかもしれない。
そんなアメリカはまさに並の国に成り下がりつつある。
