地震が起こって、明日で1週間。

街からトイレットペーパーが、米が店からなくなってから、1週間経った。

ここにきて見えてきたもの、それは日本人のいやらしい民度、「にわか体質」。

ここ1~2日間によく聞くようになったセリフ、「被災者のためになにが出来るか」

「被災者のために何かしなければ」とかというセリフ。

ちなみにオレが誰かさんにそういわれたら、こう言うよ。

「じゃあ、普段、世の恵まれない人達に、おまえさん何をやっていると言うんだい。」

あるいは、

「そう言いながら、水道水飲めるくせに、なんで水を買い占めるのさ。」

あるいは、

「自家用車乗らなくても電車にのればいいのを、トラックより先にガス入れてるくせに、水や米がないない言っていられるもんだね。」

中にはベンツやフェラーリにガスを入れていく輩もいる。

「だって計画停電だから・・・」とは言わせないよ。

一応、山手線は全線終日平常ダイヤだって言うのは知っているよな。

こんなんだから、トラックが来ないはずだよ。

そういう奴に限って、ないない言っていながら、買い占める。

建て前はいい人気取って、本音はずるい。

こんな未曾有の大震災なのに、野球やサッカーの時と同じ。

やはり非常時も民度というものは変わらないのか。

オレはこういう奴に「何かしましたか」なんて言われたくはないね。

東京だってあれだけ揺れたのにもう忘れてしまったのか。

計画停電は無計画停電というが、その無計画さのおかげで、都市と田舎の格差が広がっている。

気まぐれに停電になるのはいつも田舎。

東京だってあれだけ揺れたのに、田舎に対して、そして被災地に対して少し悪い気もする。

そしてこんなにわか体質でもって、米やトイレットペーパーを買い占め、平気な顔してフェラーリに乗ってガスを入れに来るくせに、「政府は何やってるんだ。」と責任転換を図る勘違いが東京にいかに多いのか。

こういう形でも、「地方切捨て」を露呈する事になるのか。

少し寂しい気もしたよ。