結局、「63」で止まったね。

ま、もう少しいっても、せいぜい「70」になる中日ぐらいまでは、いけそうな雰囲気だったけど、オレはなんか今日の取り組み、立会いがちょっと?って言う感じがした。

それで「今日もしや・・・」と少し感じてはいた。

そうしたら、稀勢の里の勢い止まらず、押しまくる。

横綱イマイチ。

いつもの磐石さ、強さが感じられない。

外掛けで応戦というよりは、他になす術なしとも見えたな。

そうしたら、押し出された。

時間にして20秒位だったか。

思えば朝青龍が優勝した時からだったから、足掛けほぼ1年勝ちっぱなしだったことになるけど、勝ちつ続けるのは長くとも、負けるのはあっという間だ。

記録なんていつかは破られるものだし、破られる時もあっけない。

ただ、今回は相撲の神様は、そうさせてくれなかった。

神様に挑戦するのは、やっぱり大変な事だったということなのか。

しかもそれに挑戦したのは、モンゴルからやってきた一人の若者。

ここがアメリカなら、そんな白鵬はイチローみたいな人になるのか。

イチローは記録を更新して以来、未知の戦域を進む続けているが、

白鵬の前進は今日で終わった。

「我未だ木鶏に足りえず」

ま、お疲れ様。

日本人としては、外人に記録破られるのは少し心無い気がしたし、白鵬特にファンだって言うわけじゃないけど。

すごいものを見せてもらった。

ところで朝青龍って、モンゴルで見たんかな。

モンゴルでもライブ中継で大相撲やっているはずだけどな。