セントーサのもう一つの目玉は何といっても、カジノ。

ユニバーサルを含め、「リゾーツワールド」というのが、施設の屋号で、その中には色んなホテルが入っている。

その中心にカジノはある。

エスカレーターを下り、大きな入り口がある。

そこで外人はパスポートを提示しないと中には入れない。

$ミドルイージーの「干物男が行く!!」

パスポートを提示して、中に入ったすぐのところに飾ってあるのが、ランボルギーニのガラード。

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シンガポール、右ハンなんで、これも当然右ハン国使用で入ってきている。

そういうのをみると、日本って何てユニークなんだろうって思う。

だって、イタリア車のみならずイギリス車、言わずと知れた右ハン国であるにも関わらず、左ハンのベントレーやローバーの方が、人気ある。

いい言葉で言えば、「選択の幅がある国」。

だけど、本来、その国の交通方式に合わせて車のハンドルもそれに合わせなければいけないということを考えると、「何て単純な外国好きが日本人に多いのか。」とも言わされる。

そう思いながらカジノの中に。

ちなみにカジノはどこでもそうだけど、写真撮影はご法度。

万が一、許可なしで撮影するモンなら、マジで怒られる。

要は客のプライバシー、及び生命財産をも守るため。

高額のお金が動く場所なら然りでしょう。

中に入ってみるとまず目を引いたのが、無数のテーブル。

その上でバカラやポーカーブラックジャックをやったり、大小という中国独自のゲームもあるし、さらにその他定番のルーレット台もあるし、脇にはスロットマシンも置いてある。

日本のゲーセンではコインでしか遊べないけど、こっちではレッキとしたチップを買う。

専門のブースもあるけど、テーブルの上でも買える。

いやいやそれにしても目立つというか、客のほとんど占めているのが、中華系のシンガポーりアンか、中国からの観光客の姿。

日本の感覚でいえば万札を千円札のような感覚でどんどんチップに変えていくのが当たり前。

とにかくギャンブル大好き以外の言葉が見つからない。

最低掛け金、例えば5000ドル、日本で言ったら30数万のバカラテーブルには人だかりが出来る。

遊んでいる人はお金ナンザに糸目つけない。

たった数分で日本円で言う数十万のお金を使ってしまう。

ディーラーも真剣。

こういう遊び方するのが中国人。

とにかく賭け事させたら、熱狂する。

逆に言うと、賭け事が自らをも、悪ければ国をも滅ぼすのかもしれない。

根底にあるのがお金大好きな民族って言う事だ。

中国人のそれを知りたければ、ここのカジノや、マカオのカジノにいくとよく分かるだろう。

そしてお金のためにどれだけの執念を燃やす民族なのかっていうのが、よく分かる。

日本でカジノ自由化が叫ばれているけど、まさに彼を取り込める絶大なチャンスなのに、それを逸していると思う。

ホント、彼らのような連中相手にしたら、一日で数億、あるいはそれ以上の金なんてすぐ出来ちゃうのにだ。

社会的な倫理と言うか、それを問うのもいいけど、もっと実利的に考えないとイカンと思った。

「どうぞご自由におとり下さい。」の水もぬるいし、ここは100%っていっていいくらい、中国人がターゲット。

欧米人の姿はまばらだし、見た目同じだけど、それにしてみては日本語だって聞こえてこない。

でも、そのターゲットは見事、実利的で、ピンポイント。

今世界で一番カネ使う、カネ好きの民族に絞るのは、非常に明確である。