一晩明けた今朝は、小沢の出馬ニュース一辺倒だ。

どれも「菅対小沢」の一騎打ちの様相としてとられている。
菅にとっては、就任3ヶ月。
ちょうど3ヶ月の試用期間が終了したタイミング。
これで本当に総理として本採用されるのか、否か。
まさに「本当の戦い」。

対する小沢は、自民党を飛び出してから、早いもので2昔余りがたたんとしているが、
以来、作っては壊しの調子で、新党を作り続け壊す形で、本人としては回り道してきた。
気がつけば、70近い年齢になってしまった。
まさに「最後の戦い」。

小沢は「待ってました」と言うよりも、「ずっと準備していたモノ」にスイッチをいれ、一気に戦闘開始。

やっぱり小沢は、総理になりたくてなりたくてしょうがなかったんだなって思ってしまう。

オレは小沢は、中身も悪いが、表も悪いと思う。
オレだけではない。
誰が見ても、小沢の人相がいいという人はそういるとは思いづらい。

そんな仏頂面なのか、あるいはそのまんま悪人面が、ニンマリと表情を固めているのをみていると、反面、不思議に無邪気にも見えてきた。

まるであの日の夢見た、ちびっ子が、大人になって、子供の時の夢だった野球選手になれる前の日のような表情だ。

益々、憎たらしく見えてくる。

たが現実は、小沢が勝っちゃいそうな雰囲気になっている様だ。

元サラリーマンの目から見て、

菅を支持する数より、小沢の方が全然多いというのより、
小沢の政治力に菅の政治力は、正直、全然かなわない。

小沢の政治力は、「カミソリ的」。
無駄がなく、かつ、変化球的な交渉術。
それに対し、菅のPTAの役員だか、ボランティア的な親しみやすさはある。
しかし、サラリーマンの仕事もそうだと思うし、政治の世界もそうだと思うけど、
「単なるいい人」では務まらない。

それよりも「悪い人でも絶妙、だからすごい人」が求められる。
まさに「弱くて優しい3回戦ボクサー」でなく、「強くて怖くておまけに悪いチャンピオン」を世の中は求めている。
まさに朝青龍的人間を求めている。
そんな超理不尽な論理が成り立つものだと。

やっぱりこの結論に終始してしまう。

そんなオレのような「弱くて生優しく根性なしのバカボクサー」に、小沢アレルギーはやたらと強すぎるくらいだ。

政治に対しては見た目を国民は欲している。
しかし、生活に対しては中身を欲している。
今は後者がどうしても欲しい。

結局、鳩のお坊ちゃんだってそれを理解をした。

だした答え、「小沢支持」。
「菅を敵にする」。
なぜなら、菅に今の国民の生活を預けられない。
テメエの失敗棚にあげて、クリスタルクリア。

鳩にしてみては、いい人キャラに一部背く役どころを今回は演じた事になるが、やはり、人として自らの責任を取るということ、
そして、今回は「友愛」というエセ文句抜いて、今の日本の現実を見つめた結果の判断だったのだろう。

日本政界の最高の実力者とも目される小沢先生に出てきてもらい、先生のお力で国民の生活をよくしよう。

$ミドルイージーの「干物男が行く!!」

小沢に一つだけ言うのなら、

日本庶民の代表グルメっていったら、やっぱり牛丼でしょう。
まさに「お疲れ様メニュー」庶民の、特にサラリーマンにはささやかな楽しみ。

松屋にすきやは、サラリーマンのオアシス。
そこには汗と微笑みと、なけなしの金がある。

センセイのオアシスは、赤坂の高級料亭。
そこには悪巧みとニンマリと、札束がある。

まさに小沢一郎の元気の源だ。

そんなわけで、小沢長期政権が始まるということになる。