10代の頃、実家のテレビで深夜に放送されていたとある映画をボーッと見ていた記憶があり、いつもふとした瞬間にあの映画は何ていう映画だったんだろうと探してみるのですが、

その映画のとても印象に残っているのは

戦争中の両国の兵士たちが戦場で仲良くサッカーをしているシーンと、
「明日はお互いを殺し合わなければいけない」
みたいなセリフ。

こんなにも仲良くできるのになぜ戦争しなければいけないのか。

みたいなメッセージが込められた映画だった気がするが、この情報量では明確な作品名が出てこず。

そう言えば2年ほど前に再会した小学校の同級生が居て、彼は映画にとても詳しく、もしかしたら知っているかもと思い僕の少ない記憶をLINEで送ってみた。

そしたら即答。

「戦場のアリアじゃね?」

【Wikipedia引用】
クリスマス休戦(クリスマスきゅうせん、 ドイツ語Weihnachtsfrieden,英語Christmas truce)とは、第一次世界大戦中の1914年12月24日から12月25日にかけて西部戦線各地で生じた一時的な停戦状態である。この日、最前線で対峙していたドイツイギリスの兵士たちが共にクリスマスを祝ったと伝えられている。




このクリスマス休戦という伝説をもとに作られた映画"戦場のアリア"で大正解。

10年以上探し続けた映画がやっとわかったのです。



なんだか呆気ないがさすが映画博士。


その瞬間、僕の中の"彼との出会い"というパズルの最後のピースがはまり、パズルが昇天する中、走馬灯のように彼との思い出がフラッシュバックし始めた。

1000人以上出会った学生時代の同級生の中で、2年前に君と再会したのはきっとこのモヤモヤを晴らす為だったんだ。

入院中、お見舞いに来た時に持ってきてくれた差し入れも、ロンドンチーズケーキとプレッツェルだったのかように思える。イギリスとドイツ。

下北のカラオケに行った時もやたらと"Happy Christmas"を連続で歌ってたのも伏線。つまりそれか。



ああ。同級生よ。ありがとう。
そして君の役割は果たされた。
もう二度と会う事もないだろう。

また来世でも出会って幼少の僕に"サイボーグクロちゃん"や"メダロット"を語り"コミックボンボン派"を盛大にアピールしてくれ。

今世もあの日から僕はコロコロコミックを買うのをやめた事をここで初めて告白するよ。
ただ一つだけ。
未だに君は僕を「中(村)ちゃん」と呼ぶけど、僕コウダになったんだ。