僕が精巣癌を告げられておおよそ1カ月後から書き始めたこのブログは、精巣癌と胚細胞腫瘍についての認知度を上げ、一人でも多くの早期発見に繋がればという思いがあり約10カ月書き続けて来ました。

妻misonoもまた、闘病者に寄り添う身として同じ思いで同じ目的を持ち、発信をしてくれています。

そんな二人の思いがしっかり届いている事を実感する出来事が昨日起こりました。
関係者繋がりではありますが、すごく身近な所に同い年で同じ病気を患い、一生懸命闘病されている仲間に出会いました。

昨年末、報道番組にてmisonoが精巣癌について話していた事が、彼が病院に行くきっかけになったそうです。

彼は今BEP療法3クール半ば。

1人の時間に考える事や感じる不安、副作用も殆ど一緒で
たった1時間という限られた時間の中で話した内容の殆どが"闘病生活について"であるのになぜか盛り上がってしまいました。

治療は順調だそうで、彼もまた「この経験を生かしたい」と強く思い闘病に励んでおります。

同志と出会えた事で、より強い気持ちで自分の癌とも向き合えそうです。

素敵な出会いをありがとうございました。