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父の死、義祖父の死、自分さえも一瞬ではありますが死を覚悟する経験をし、ひとまずそれを乗り越えそして祖父の死。
葬儀で感じた事は"感慨深い"という言葉が適当でしょうか。
悲しいとか寂しいとか、それだけでなく本当にいろんな事を考えた数日でした。
僕はたった30年ではありますが付き合いがあり、祖母からしてみれば約60年、良い事も悪い事も共に乗り越えたパートナーとの別れ。
決して幸せな日々の連続では無かったはずですが、最後の涙にはとてつもなく大きな感謝が込められていた様な気がします。
ここ半年は良くない状態が続き、僕達は"その日"がくる覚悟をもう何日も前から決めていたのですが。
そんな事を考えながら祖母の顔を見たら改めて涙が溢れました。
棺に花を添える際、"ありがとう"という呪文を何度も唱えました。呪文だからと言って決して呪ったつもりはありませんが。
住職が、49日までの魂の道程は今世の良い行いによって険しさが決まると仰っておりました。
これを鵜呑みにしてみると、良い事って何だ?
何が基準で良し悪しが決まるんだ?
まだまだ勉強する事が沢山ありますね。
葬儀が終わり早々に舞台のリハーサルへ向かいました。
初日から楽しかったリハーサルですが、昨日は格別でした。
やっぱり音楽が好きだ。
ドラムが好きだ。
ますます本番が楽しみになって参りました。
それにしてもこれだけ大人数の役者さんの歌に合わせて叩くのは人生で初めてで、とてつもない音圧です。感動します。
声って素晴らしい。
夫婦揃って気合いが入っておりますので、お馴染みではない曲を歌う妻の歌唱も楽しみです。
ドラマー視点では、12回だけカウベルという楽器を叩くことになり、急遽買い揃えました。
その辺も楽しみにして頂けたら幸いです。
それでは。