4クール目、初日投薬終わりました。
正直一番長いのが初日。
ただし今回から投薬する抗がん剤の種類が1つ減りました。
AFP(腫瘍マーカー)は33.4。




現代の医療って凄い。
それはわかっております。

ただ、その医療を受け入れるにはメンタルを落とさず、心身共にポジティブな状態を維持しておく事が重要だと考えました。

家族の支え、友人の支え
そしてブログを始めた事で沢山の人達とオンライン上で出会い、意見交換をし、テレビやインターネットなどで拡散して頂き…
わかりやすい言葉で表すなら、"落ち込む"余裕がありませんでした。

お陰様でとてもポジティブに治療に励んで来られました。

この経験はどんなにお金を払っても買えない"有難い"ものなのかも知れないです。

ただ、僕自身が"有難いと思うか思わないか"でポジティブなメンタルを維持出来るか出来ないか。とも捉えられます。



治療はまだ続きますがこの気持ちを一人でも多くの人に伝えたいです。伝えたいだけです。人それぞれですので。

今回僕の場合は闘病がきっかけになっておりますが、今後家族や仕事、友人関係や趣味など、あらゆるもの高い目標を立てる事がいかに楽しめるかと考えていて

そしてそれに大事な事は"個の尊重"だと思うのです。
自分に対しても、他人に対しても。

人の役に立つ為なら手段は選ばなくてもいいと思うのです。
人としての秩序を保ちながら。

集団の中に入れば協調性も大事ですが、自分を保つために休む時間や一人の時間がある事は大前提です。

要するに自分の意思で集団に入っていくかどうか。
世の中の風潮に流されてではなく。

忙しく繁盛している所にいればいる程「この後すぐに」とか「今日中に」とか「1年後に」とか…。結果を急ぎがちです。

自分の意思ではなく誰かの意思や流れに身を任せて参加している場合
そんな視野の狭さでは全てにおいて勝ち負けや損得で物事を考えざるを得ない
そしてこの時代"スマホ様"の影響で何事も経験した気になってしまう様な脳も体も退化する現象が起き兼ねます。

それって人によっては"諦める事"に繋がってしまうと思うのです。僕はそうでした。
もちろん時に"諦める事"や"逃げる事"は命を守るために必要だと思います。

でも"生きる事を自ら諦めてしまっては"使命は果たせません。

100年や1000年…もっと言えば1億年という規模で物事を考えている人が世の中に何人いるでしょうか…。




ちょっと話が膨らみすぎました。
要するにもっと自分の感性を信じて自信を持って生きていかないとすぐ何かの誰かに支配されてしまう様な気がしていて。

流される度に一体誰の意思で自分は生きているんだろうという自問に、僕の場合は今回の病気がきっかけで「自分の意思で生きているんだ」と、自答出来る様になった事を一人でも多くの人に伝えたかったのです。伝えたかっただけです。


人それぞれですので。