続編なので同じ写真貼ります。

もはや睡眠障害。
仰向け、もしくはうつ伏せで30分以上寝られなくなってきました。
寝る時は基本横向き。そして柔らかいマットよりは硬めのマットの方が楽。むしろ畳に寝たい。とか思う様になってきた頃には、ボルタレンやバンテリンなどといった鎮痛薬の入った湿布を腰に貼り、痛みを和らげながら睡眠をとっていました。

これは仕事の時の長時間に渡るバス移動、もしくは飛行機での移動にもとても役に立っていました。それでもまさか腫瘍の圧迫によって腰の神経を刺激していたという事に気付かず。



最終的には痛すぎて眠くならないといった現象が起き始めました。3日間寝られなかった。眠気がまったく来ない。と言うより痛くて睡眠に集中出来ない。

ここまで来ると、アドレナリンが出ていない時以外は痛い。演奏する事をやめると痛み始める。打ち上げでろくにお酒も進まない。打ち上げにも参加しない。地方の場合は仕事が終わり次第ロキソニン(鎮痛剤)を飲んでホテルで寝る。遂には夜中熱が出て大量発汗。そんな日が少し続きました。



これを見かねた先輩に北海道で
「北海道にいるうちに病院予約しないとあらゆるチームから外します」的な事を言われたので渋々予約を取り病院へ。



と言う流れで精巣がんを発見できたのですが。
もう少し発見が遅れれば助からなかったと言われましたし、なんといっても、トータルで「ぜんぶ腰のせいだ。」と思っていた訳ですから。某旅客鉄道の冬のポスターの如く。約一年。



この話を読んで少しでも思い当たる節があれば検診に行く事をお勧めします。
症状は人それぞれかと思いますが、それにしてもやはりこれ程放置するものではなかったと後悔しているのです。

あの時僕を救ってくれた先輩の様に、僕も誰かを救うきっかけになれればと心から思っています。



それでは長々と読んでいただきありがとうございました。

今日からますます気温が下がり場所によっては雪も降ってる様で。風邪も心配ですが、間違った恋にも落ちる時期かと思います。
呉々もご自愛ください。
呉々も某旅客鉄道の冬のポスターの如く、「ぜんぶ雪のせいだ。」なんて言わない様に。