セルフメディアで結ぶキズナ | アメブロで集客を10倍にするブログ

セルフメディアで結ぶキズナ

少し前になりますが、今年の春に出たアスキー新書『キズナのマーケティング』をご存じですか。
著者はマーケティングコンサルタントの池田紀行さん。
マイクロソフト、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン、Z会などのソーシャルメディアマーケティングを手がけていらっしゃる方です。


ちなみに「ソーシャルメディア」と僕の使っている「セルフメディア」はほぼ同義。
僕は、自分自身が発信するメディアという意味に重きを置きたくて「セルフメディア」を採用しています。


お話戻って、この『キズナのマーケティング』、内容がとてもすばらしいので、きょうからしばらくダイジェストしてお伝えしたいと思います。
僕が関わっている、セルフメディア/ソーシャルメディアの本質と今後の展開について、こんなにすっきり説明してくれている本は他にありません。


クールな人が書いたクリアな文章を読むと、自分の頭もクールに冴えてくる気がして、いいですよね。


それではまずソーシャルメディアがつくりだす「キズナ」の定義とは。


アメリカでは5年ほど前から、消費者との「エンゲージメント」が重要だといわれていました。
しかし、この言葉の意味はいまだにあいまい。


池田さんは昨年の夏、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのキャンペーンで「キズナ」を戦略として取り上げたそうです。


そこで、そもそもキズナとはなにかを考え、キズナの構成要素を特定しました。
それは、

① 信用
② 理解
③ 愛情
④ +α

消費者は、その会社や、商品やサービスをどれくらい信用しているか
消費者は、その会社や、商品やサービスをどれくらい理解しているか
消費者は、その会社や、商品やサービスをどれくらい愛しているか

そして、

消費者は、その会社や、商品やサービスにどれくらい関与しているか、どれくらい共感しているか、などが+αに当たります。


では、消費者とのあいだに、信用、理解、愛情、+αによるキズナを深めていくには、どうしたらよいか。


明日は、そのための十か条をご紹介しましょう。