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myself, my self-media

ブログ、メールマガジン、Twitterなど、自分自身で情報発信のできる媒体の総称として「セルフメディア」という言葉が広まってきました。


新しい順に並べると、Twitter、ブログ、メールマガジン、ですね。


最も新しいTwitterは、いまが「旬」。
書店には関連図書が数多く並び、
説明会や勉強会、セミナーも連日そこかしこで開かれています。


iPhoneとの相性がいいことも、
Twitter人気を高めているのではないかと思います。


僕もある説明会で試みたことがありますが、
iPhoneで撮影してTwitterで実況中継することもできます。


動画が中継できるのですから、静止画はもっと簡単。
ツィートにリンクを貼れば撮るそばから公開できるのです。


自分が撮った映像を不特定多数の人に見てもらうには、
少し前まで、かなりの手間と時間とお金がかかりました。
それがいまや、無料で、即時に可能。
ある意味で、夢のような時代がきているのかも知れません。


映像ほどではありませんが、文章も、インターネット普及以前には
発表するにはそれなりの手続きが必要でした。


新聞や雑誌に投稿したり、原稿を編集部に持ち込んだり、
なにかの賞に応募したりしなければ、
自分の文章が公に活字になったところを見ることはできませんでした。


つまり、かつてはテレビ局やラジオ局、新聞社、出版社などが
なかば特権的に持っていた、媒体の力を、
いまや、個人が、たとえばiPhoneを持つだけで、
軽やかに所有し、なにげなく発揮できるのです。


これが「セルフメディア」の驚くべき実力です。


なんて、僕などの世代は、昔を知っているがゆえに、
いちいち瞠目してしまうのでしょう。
20代から30代初めくらいの人たちにとっては、
情報は自分で発信できて当たり前かも知れませんね。


驚くにせよ、当たり前と思うにせよ、
セルフメディアに関わる人すべてにとって重要なのは、
それを使って「何」を伝えようとするのか、ということです。


僕が思うに、それは、つねに「自分自身」でしょう。
セルフメディアを使って、自分自身を表現すること。
それはすなわち、自分自身を媒体とすることです。



生活空間での生身の自分を見てみると、
場所や時間や相手に応じて、
話しかたや身振りや声の色を変えていることに気がつきます。


同じことを伝えるにも、いいかたを変えたり、
話の順番を変えたり、話の要素の組み合わせを変えたり、しています。


それは、自分の都合だけでなく、相手にわかりやすいように、
伝えることの効果をできるだけ大きくするために、
僕たちが、意識的にも無意識的にも行なっている操作です。


セルフメディアにおいては、
Twitter 、ブログ、メルマガでそれぞれ表現方法を変えることが、
その操作に当たるでしょう。


僕が、たったいま、このときに、耳を傾けてくれる人たちに伝えたいことは、
そんなにいくつもありません。
たった一つ、に絞ろうと思えばいつでも絞れます。


その一つ、あるいはいくつかのことを、
Twitter、ブログ、メルマガの特性に合わせて伝え「分ける」。


複数のセルフメディアを組み合わせて使うことの意義はここにあります。
同じことを、伝え分けることによって、より広め、より浸透させていく。



Twitter、ブログ、メルマガが、それぞれがどのような特性を持っているか、
それぞれをどのように使うのが効果的か、は、
これから一つずつお話しますので、どうぞお楽しみに。