THE BOOK OF ADA | ブログDaijin

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音楽・オーディオの思ったことを徒然に。

ここ2~3年、趣味はオーディオに絞ってきました。

・・・と言うか、他のことが出来ない位にお金が掛かります。

まぁ、先を急ぎ過ぎているんでしょうね^^;


そんな息切れ気味の初夏のこと、衝撃的な出会いがありました。


ブログDaijin-Book Of ADA

いや、メチャメチャ大袈裟です^^

単なるアクアリウム器具メーカーのカタログなんです。


ADA とはアクア・デザイン・アマノの頭文字で、

自然写真家でもあるアクア・マエストロ(?)の天野尚 氏が代表を勤める会社です。


※自然界の水景をあたかも切り取った様に再現する『ネイチャーアクアリウム』を提唱した企業。鑑賞魚業界ではどちらかといえば鑑賞魚よりも鑑賞用水草を重視しているブランドであり水草レイアウトを中心としたプロモーションを得意とする。また、観賞魚業界においてブランドという概念を全面に押し出し、高級感のある商品デザイン(主にガラスの透明感や金属の質感等を用いた物が多い)展開を得意とする。

※Wikiから引用


このカタログ、A4判・オールカラー232ページの豪華なものです。

単なる製品紹介にとどまらず、未経験者にもイメージしやすいHowToが散りばめられています。

また、その製品のデザインも非常に洗練されています。

何か、バイオテクノロジーの研究室を思わせますね。


後に知ったのですが、ADAの器具類は他と比べて非常に高価です。

更に特約店制度として、通販も禁止するというブランド戦略。

これは一昔前のAppleコンピュータとダブりますね。


・・・で、僕がカルチャーショックを受けたのはネイチャーアクアリウムと言うコンセプト。

簡単に言えば水草レイアウトの凝ったヤツなんですが^^

これ凄いんですよ!

強力なライトとCO2添加で水草を光合成させ、発生した酸素で魚が呼吸します。

魚の排泄物はバクテリアが分解して水草の栄養となります。

水草やバクテリアは水を浄化するんですね。

藻類が発生すれば、ヤマトヌマエビなどを投入すればキレイに掃除(食べる)してエサいらず。

「小さな地球」って感じなんですよ。

ガーデニングとペットとインテリアとサイエンスが一度に楽しめます。


そんな簡単に出来るものでは無いでしょう。

でも、ちょっと難しいところがあった方が趣味として楽しめますし、

管理の行き届いた状態の良い水槽はとても美しいのです。

銀座松坂屋屋上の熱帯魚コーナー なんて「水」そのものだけでも溜息が出る位キレイでした。


もう一つ、カルチャーショックなのは掛かる費用。

ADAは他と比べて何倍も高い「高級ブランド」ですが、

一式揃えてもオーディオのハイエンドACケーブル一本より安いだろっ!?ってレベル。

(オーディオ・プライスが異常なんです)

アクア歴25年の友人に言わせれば、維持費は水道代と電気代を除けば1,000円/月以下も可能。

だから裾野が広くて、中学生でも楽しめるそうです。


これならオーディオと両立できそう・・・。


でも、その友人から忠告もありました。

ちゃんとやれば、とても手が掛かるし、上手く出来て落ち着くと

水槽を大きくしたくなったり、増やしたくなって悩むそうです。


オーディオ趣味は日々楽しめるものではありますが、やはり盛り上がるのは機器の導入です。

アクセサリーも含めて年に何度も購入で盛り上がる訳には行きません。

年に一回なんか買ったら、後はずっと貯金!みたいな。。。

アクアリウム、ちょうど良いはず!


ブログDaijin-AQUA
こんな水景、作ってみたい!


今は例によって色々ショップを見て廻ったり、図書館でHowToを読んだりして情報収集に励んでいます。

そうそう、TV番組もあるんですよ!

僕とお魚と水草の時間  (BSジャパン)


まぁ、すぐに飛びつかないで様子見てるってところが真実です^^;