東坂之上に隠れた名店あり@JINROKU | ナジョモブログ uonuma style

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~出張で訪れた全国各地での呑んだ暮れ放浪記~

待ちに待った金曜日。

 

午前、午後と会社でお仕事をしながらも
頭の中で思う事は、大雨がやんだ夜に
フラれて入れなかった、あのお店の事ばかり。

 

いま、長岡の旨い居酒屋といえば、
「まさや」さん、「山屋」さん、

「うめ吉」さん、「あさひ山」さんなどの

お店が思い浮かびますが、

今後、長岡の居酒屋勢力図を
塗り替えるかもしれない、

新しく出来たお店があるんです。

 

そんな訳で、悶々とお仕事をしながら
ようやく定時の18時をむかえました。

 

早々に帰り支度を行い、会社の
お目付け役である、事務方の
お姉様達へのご挨拶もおざなりに
ダッシュで会社を飛び出しまして

すぐさま、そのお店へ向かいます。

 

会社を出ると足は自然と小走りになり
そして、ちょっぴりニヤニヤしながら、
まだ明るい長岡の街を疾走です。

 

ふと、後ろを振り返ると無言で
いつものY田さんが追いかけてきまして
抜きつ抜かれつのデットヒート。

最後は二人並んだまま、

倒れこむかのようにお店の前に到着。

 

息を切らしながら、時計を見ると

まだ18時15分。
完璧過ぎるほど完璧です。

 

後はお店に入るだけですな。

そして、やっと入れるそのお店がこちら。
(ここまでの前置き、長すぎですね)

 

【JINROKU】
住所:新潟県長岡市東坂之上町2-6-12
定休日:日曜
営業時間:18時~23時
電話番号:050-5318-5636
子供用の椅子:無し/お子様メニュー:無し

 

いい歳のオジサン二人が興奮しながら

やって来たのは、今年4月に長岡の

東坂之上町にオープンしたばかりの
「JINROKU」さんです。

 

前から、どうしても行きたかった
お店なんですが、これまでなかなか
行けずじまいで、ずっと宿題店だったんです。
今回、やっと念願叶いましたよ~♪

 

お店の外観は、古材をふんだんに使い
とても趣があって、食べる前から
旨いものが出てきそうな佇まいです。


また看板がなく、入口が控え目なところが
隠れ家好きなオジサン達のハートを鷲掴みです。

さあ、心躍りながら、さっそく中へ入りましょう。

 

ガラガラ~♪

 

店内はこじんまりとして小さいですが
ところどころに古材を使っているので
シックでモダンでめちゃめちゃ雰囲気いいです。

こんなところにスナックのママさんなんかを
連れてきて、シッポリと呑んだ日には、
お店での株が上がるってもんですよ。

 

 

席はカウンターとテーブル席があります。

カウンターは贅沢な無垢一枚板を使ったもの。

 

カウンターの目の前では、イケメン店主、

長谷川さんが無駄の無いキビキビとした

機敏な動きで、手際よく料理をしており

それを見ながら呑むのもまた乙なものですな。

 

オイラ達も、そのカウンターに座りまして
さあ、何を食べましょうか。

 

メニューはこちらです。

 

※メニュー画像をクリックすると大きな画像でご覧頂けます。

おぉ、これはすごい。全国つつうらうらより

取り寄せた魚介を使った旨そうな海鮮料理が

ズラリと並びます。このメニュー表を

見ながらだけでも、日本酒2合はいけますな。

 

目移りしながらも、店員さんへ注文しまして

まずはこちらが出てきました。

 

◆生ビール

木村硝子店の極薄のグラスに

並々と繋がれた生ビール。

見た目もとても美しい一杯です。

かんぱーい、ゴクゴクゴクッ、

プハーッ!おいひぃ~♪

 

 

◆お通し

お通しは、ナスと鱈の揚げ浸し。

それと予約したお客さんには、

もう一品付いてきます。

今回は、もずくとじゅんさいの酢の物。

とても上品な味付けで、これから

出てくるお料理にも期待大ですね。

 

そして、生ビールとお通しで

軽く一杯やっておりますと

こちらが出てきました。

 

 

じゃじゃーん!

 

◆盛り合わせ

なんとも色鮮やかなお刺身の盛り合わせです。

太刀魚、あいなめ、ヒラマサ、赤烏賊、

真いわし、〆さば、南蛮海老の7種。

中でも旬の鹿児島産の太刀魚焼き霜は、

上品で淡泊な味わいですが、皮目を

炙っているので、皮と身の間にある

脂、旨みがお口いっぱいに広がりますよ。

 

こんなにも美味しいお刺身が

出てきましたら、こちらも注文。

 

◆横山五十 WHITE 火入れ

長崎県壱岐市にある重家酒造のお酒、

横山五十の純米大吟醸です。

お酒が出てくると果実の香りがして、

お口に含みますと、最初に甘さが来ますが

決して甘ったるくなく、後味はキリリと

キレがあります。これは旨い。

 

今度はこちらを注文。

 

◆殻つき活雲丹

石巻産の殻つきのムラサキウニです。

ウニを海苔に巻いて食べるのですが

海苔は、高級海苔の「こんとび」を使用。

この新鮮なウニをこんとびの海苔に

巻いて、山葵をチョコンと付けて

お口いっぱいに頬張ると、

はぁ~しあわせ(´∀`)

淡く上品な甘みのムラサキウニと

海苔の磯のかおり、風味が重なり合い

もうたまりませんね。

 

この辺で魚介以外も注文し、

こちらが出てきました。

 

◆黒毛和牛シンタマのロースト

山形産の黒毛和牛のシンタマを

ローストした一品。お口に頬張ると

とても柔らかく、またキメが細かくて

肉本来の味が濃く感じられます。

またシンタマにかかっているタレが

甘辛く濃厚で、粒マスタードがいい

アクセントになっていますな。

 

シンタマが出て来たのでこちらを注文。

 

◆シャトー コワント カベルネソーヴィニヨン

フランス産のワインで色味は深みのある赤。

お口に含むと、スパイシーでフルーティー、

ほどよい渋みと上質な酸味でバランスが

良いワインです。シンタマのローストと

めちゃめちゃ合いますねぇ。

 

そして、またまた魚介に戻りまして

こちらを注文。

 

◆旬の岩牡蠣

富山産の旬の岩牡蠣です。

この日、メニューには岩牡蠣の大と小が

ありましたが、大の方は一足遅く売り切れ。

それで、小を頼んだのですが、出てきた

岩牡蠣は大と見間違えるほど大ぶりです。

さっそくプリップリの岩牡蠣を食べてみると、

お口の中、全体に磯の香りがふわぁ~と

広がり、ものすごく味が濃厚でクリーミー。

 

岩牡蠣が出てきましたので

合わせて、こちらも注文。

 

◆超 王祿 直汲

島根県の王祿酒造の「超 王祿 直汲」。

口に含むと凝縮した米の旨味が

感じられ、その後に程よい酸味、

辛味がやってきて、後味はキレがあります。

 

続きましてはこちら。

 

◆うなぎの蒲焼

静岡産のうなぎの蒲焼きです。

一つ蒲焼きを食べてみると、

身がとてもふっくら、皮も柔らかで

ジューシーでいて、それでいて

全くしつこくなく、上品な脂が

お口いっぱに溢れ、めちゃめちゃ旨い。

もちろん、鰻自体も美味しいんでしょうが

焼き加減が、ものすごく絶妙で

これは参りましたね。

 

さっぱりしたものが、

飲みたくなったのでこちらを注文。

 

◆すだちハイボール(山崎)

すだちの風味にパンチがあり、

爽快感のあるハイボールです。

お口の中がさっぱりです。

 

そして、最後の〆には、

こちらを注文。

 

◆本日の握り寿司

おぉ、これまた美しいお寿司が出てきました。

つぶ貝、もくかれい、〆さば、太刀魚、

赤烏賊、南蛮海老、ひらまさ、真いわし、

の8貫です。中でも鯖の〆具合の塩梅が

丁度よく、生っぽさもあっていい感じです。

 

そして、これらのお料理とお酒を

キレイに平らげまして完食です。

あ~おいしかった。

 

店主・長谷川さんが腕を振るった

旨いお料理を思う存分堪能しましたよ。

またお料理を盛り付けるお皿が

どれもキレイで美しく、お料理と

ピッタリ合ってましたねぇ。

 

隠れ家的で、趣があって雰囲気がよく、

日々メニューが変わる、

極上のお料理と、旨い酒。

どこをとっても隙の無いお店でした。

ずっと、隠れていてほしいお店ですが、

まず無理でしょう。

 

今後、長岡の居酒屋シーンにおいて

間違いなく主役に躍り出る

お店なのではないでしょうか。

(ちょっとカッコよく言ってみました)

 

美味しいお料理の余韻を残しつつ、

今夜はこの辺で、

ごっつおさん!

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JINROKU居酒屋 / 長岡駅
夜総合点★★★★ 4.4