こんばんは


今日は息子のスイミング最後の日

2歳の時からの9年間お世話になったJSS宝塚
顔見知りのコーチもたくさんいらして
退会届を出しに行った時には、フロントにいらしたのが
息子が2歳の時一番最初に受け持っていただいたコーチで
「え~何で辞めるの?辞めないで~」の言葉に
一度はもう少し頑張ると退会届を持ち帰ったのですが
学校や他のお稽古事のことを考えると
どうしても辞めざる終えなくて・・・・
勇気を振り絞って2週間程前に退会届を提出しました。
先月は「行くのが嫌だ」とか散々言っていた息子ですが
いざ辞めるとなると、さすがに最後は頑張ろうと思ったみたい
そんな姿にコーチも丁寧に教えてくださり
本当感謝しております。
そして今日は進級テストの日
息子はバタフライを習っていて
かなり頑張っていたのですが
残念ながら進級をすることができませんでした。
更衣室から出てくるなり、「最後なのに取れなかった」とウルウル

息子は合格して最後を飾りたかったみたい
車に乗ったとたん
「合格できなくて残念だ。今日が本当に最後、
9年間習ったのに本当は辞めたくなかった
目標を果たせなかったのがくやしい」
と言って号泣





ずっと辞めたいと言っていたのに
ここに来て9年間の重みが分かったみたい。
2歳の時、常にじっとしていない息子だったので、
水の中なら自由がきかず、少しはじっとしているだろうと思って
水泳を習わしたのですが、結果は陸も水の中でも一緒
プールサイドでじっとできなくて、コーチを困らせたこともありました

幼稚園の時には、プールに行くよというと
何度も「行きたくない」と叫ばれても
ここで休ませると、休み癖がつくと思い
また入ってしまえば楽しめる息子の性格を信じて
何が何でも連れて行ったことも

最初は進級の意味が分からず
試験に合格してもしなくても、全然平気で
だからコーチの話も全く聞いていなかったりしましたが
そのうちお友達がみんな合格して、自分だけ合格できてないことで悔しさを学び
また自分が合格して、お友達が合格できなかった時には
励ましてあげるやさしさを学びました

決して水泳のセンスがあるわけではないので
どの種目も時間をかけてやっとたどりついたバタフライ
よく頑張った

そして車の中で号泣した息子を見て
この子がこんな感情をもてるぐらい成長していることに
とても嬉しくなりました

息子にも話をしたのですが
もし今日合格して最後を迎えたら
もしかしたらこれほどまでに「残念・悲しい・悔しい」
という感情が芽生えなかったかもしれません
だからこそ9年間続けてきたことへの重みを感じることが
できたのだと・・・・
自宅に戻ってから
「お母さん、9年間ありがとう」 と言ってくれた息子
今日の思いを決して忘れることなく
これからもいろんな事にチャレンジして
諦めることなく努力して、頑張ってもらいたいです
これは2歳から使っていたスイミングバック
いろんな思い出がいっぱい詰まってます
