こんばんは
ビーセオリー の 川崎 裕子 です
今日は I様の施術でグループホームへ出張してきました
昨夜は5日間の便秘のせいかほとんど寝られてないとのことで、
私達が伺った時には 車椅子でぐっすり
そしてマッサージを始めても、しばらくはポーっとしてらっしゃいました。
いつもそうなのですが、最初は言葉数も少ないのですが、
マッサージが進むにつれて徐々にお喋りをされ、
ふとした瞬間に笑われたりして、ご機嫌が良くなっていくのです
いつもその笑顔を見れるのがとっても嬉しい私達なのです
いつもさせていただいてるメニューは
★バリニーズオイルマッサージ 脚前面(足裏付き)
便秘が続くと足もむくみやすくなるので、
便秘のつぼをしっかりほぐしながら、むくみを取っていきます。
★腸セラピー
ひどい便秘もマッサージした次の日には出られるそう
★フェイシャル 30分
施術後は透明感のあるお肌になり、しっとりツルツル。
施術時間 約1時間15分
1月から毎週続けていただいてるマッサージでは
むくみで腫れ上がっていた足首が今では見違えるほどスッキリ
最初の頃はマッサージした時にはむくみが少し取れても
次の週にはまたむくんでる状態だったのですが、
今ではそれもなくなり、細くなられています。
やはりどんな状態でも続けることが大切ってことですね
昨日は夕刊に認知症の気になる記事が載っていました。
認知症の人にどのように接したらよいのか、悩む介護職員は多いそうで、
認知ケアの先進国スウェーデンの介護方法を取り入れ、
そのノウハウを日本でもいかそうとしてるところがあるとか・・・・
スウェーデンの現場で徹底させられている「個人に合わせたケア」を
日本でも普及させる必要性があるそうなんです。
スウェーデンで行われている認知ケアの例
★「ブンネ楽器」という専用に開発された楽器を用いた音楽療法
ブンネ楽器は、ギターのような形をした楽器のこと
大きめの文字と色で3段階のキーが示してあり、
レバーを押さえれば間単位演奏できる。
徐々に身の回りのことがききなくなっていく不安をもつ認知症の人が
「自分にも演奏できる」という意識を味わえるのが魅力だそう。
演奏を楽しむと同時に、脳を活性化させる効果も期待できるとのこと。
★「タクティール」と呼ばれるマッサージ法
タクティールはオイルを付けた手で、手や足などをなでるように触れるもの。
緩和ケアとして、注目を集めているもの。
実際取り入れてるところは、タクティールをすることで鎮静効果があり、
会話をしなくてもコミュニケーションがとれる感じだそう。
この記事を読んで、やっぱりマッサージは良いものなんだと実感しました
細かなマッサージ法は違っても、オイルをつけて肌と肌が触れ合うのは同じ。
初めて私達が I様のマッサージをさせていもらうことになったときは
認知症とマッサージの関係を深く考えていませんでした。
毎週施術をさせていただいて、
グループホームの方から帰宅後のI様の様子を娘さんから聞くと
施術後は 機嫌が良くなる
食欲がでる
はっきりとした言葉で喋ることが増えた
会話のキャッチボールが少しできる(意味を理解してるかは不明)
内科での検査での数値が下がる(どんなことかは忘れちゃいました)
この記事を見てやっぱり直接体に触れさせていただくことで、
コミュニケーションがとれ、脳の活性化につながるのかなと実感しています
身内が認知症になったとしたら、
きっとショックは隠せないかもしれないけど、
諦めず一人の人間として心と心が通じることのできるケアができれば、
きっと進行のスピードを抑えてくれるのではないかと思いました。
また来週そんな気持ちを胸にケアをさせてもらおうと思います