先週末に、お隣のおじい様が亡くなった。
74歳だった。
肺がんを患って、最後は40日間入院をされたそうだ。
私がお嫁に来てすぐの頃から、お庭の植木のお手入れを、毎日毎日されていた。
だから、てっきりお元気なんだと思っていた。
ところが、本当はそうではなかった。
その頃から、すでに回復する見込みがなかったそうだ…。
亡くなったおじい様は植木を、とても大切にされていた。
今朝早く、その植木の1本を、息子さんが切っていた。
大切に大切に育てられたその植木は、おじい様が入院されてから、枯れてしまったそうだ。
妻であるおばあさ様は、主を失って、この樹も分かっているんじゃないか…と仰っていたそう。
なんだか切なくなった。

お隣のご家族皆さんが、この悲しみから癒されますように…。