社会人になって、花嫁修業と称して、お茶とお花のお稽古に通っていました。
特に、私はお茶のお稽古が大好きでした。
どんなに仕事が忙しくても、会社を抜け出して、お茶のお稽古だけには通っていました。
凛とした空気の中、静かに…お手前をに行う…。
集中することで、ストレスも発散されるように感じ、仕事の都合で引っ越すまで、ずっと続けてきました。
毎回頂くお菓子も、お稽古に通う楽しみの一つでもありました(笑)
たくさんの珍しいお菓子を頂いてきました。
中でも、珍しさ、美味しさ共にNO1だったお菓子がありました。
どうしても、もう一度口にしたくて、いろいろな所を探したのですが、東海地方では売っていませんでした。
最悪なことに、お菓子の名前も思い出せずにいました。
先日、ある本を見ていると、有名人の方が紹介する美味しいお菓子に、例のお菓子が載っていました!
早速、ネットで探してお取り寄せです…♪
そのお菓子の名前は「霜ばしら」。
仙台の和菓子屋さんが、冬季限定で作っていらっしゃる飴です。

パッケージを見て、とっても懐かしく、当時を思い出しました。
中は…
真っ白な、らくがん粉が入っています。

らくがん粉を、そっと空けると、「霜ばしら」が出てきます。

壊れやすいので、そっと…取り出します。


らくがん粉を、そっと空けると、「霜ばしら」が出てきます。

壊れやすいので、そっと…取り出します。

口に含むと、アッと言う間に溶けてしまいます。
この感じがなんとも繊細で、たまりません♪
「そうそう、これこれ♪」
懐かしく当時を思い出しました。
「お茶のお師匠は、元気にしていらっしゃるかしら…。」
先生…あきちゃんは、お嫁にいけましたよ~。
もらってくださる、素敵な旦那様に巡り合えました。
先生に教えていただいた、いろいろな事…今、主婦となって、とっても役立っています…。
本当にありがとうございます~。
まあ、いつか…お茶のお稽古に通える日が来るといいな~。