こんにちは。
少し秋めいた涼しい風が吹いています。
このまま涼しくなってくれれば嬉しいのですが・・・。
さて、先回のブログでもお知らせしましたが、
久々にマニアックな企画が組めました。
企画準備はいつもバタバタで、企画期間の2,3日前、
はたまた初日にDMをお届けするほどの状態で、
特に遠方の方には非常に申し訳なく思います。
今回は『 プレ・コロンビア 』
今までANETAKA
では、コロンビアの南方の国、
ペルーのプレ・インカの企画展は数回催してまいり
ましたが、その南米アンデス文明と、中米マヤ文明
との中間文化領域のコロンビアの遺物展です。
『 先コロンビア期の遺物展 第一弾 土偶 』
について少し書きたいと思います。
集まりました。それらの土偶は、コロンビアとエクアドルの
国境周辺、トゥマコ地方から出土したものです。
コロンビア南端のトゥマコ島と、その対岸に栄えた
トゥマコの文化は、美しい土偶によって著名です。
土偶の作られた時代はかなりの長期にわたり、
はっきりとした年代は不詳です。いずれにしても中米の
影響が顕著で、南のエクアドル北部の文化との
関係も深くみられます。
のがふつうで、仮面をつけ複雑な頭飾りをかぶり、
エプロン・スカート・ふんどしなどの衣裳をつけるものが
あります。 頭部は前後に平らなものがあり、また
頭をうしろの方へ長く人工的に変形した土偶が多く、
メキシコ方面と共通しています。
ジャガー、爬虫類、ヘビや舌を出した牙のある蛇、
鳥やジャガーの口から顔をのぞかせる人面、
おそらく肖像かと思われる写実的な顔、中米の火の神
を思わせる髭の生えたしわだらけの老人など様々。
展示の土偶のコンディションも様々ですが、大半の
土偶は良い状態で残っています。
土偶展では数点、額装にして展示しています。
ANETAKA流の立体的な箱額です。
中々見ごたえのある企画となっていますので、
ご興味のある方は、是非ぜひ!ご覧ください。






