こんなんできました~ | anetaka-blog

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LIVING GALLERY 姉小路高倉-ANETAKA-発信のブログ。
京町家の小さなギャラリーから日々の出来事や楽しいお話、
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茶入れ


こんにちは。
連日雨ですねぇ~。涼しいのは嬉しいのですが。

さて、早速。
こんなんできましたけど~。
お客様のご依頼で、イギリスのアンティーク
陶製ポットに合わせ、ガラスの蓋を作りました。

茶入れに見立てる

ついでに他のポットにも蓋を作りました。

イギリス陶製ポット

イギリスの陶製ポットは、約1850年~1950年頃
まで、食品の販売容器に使用されていました。
マーマレード、栄養食品のヴィロール、
ペーストポット、ビアポット、クリームポット、
ジンジャーポット、インクポットなどなど。

お客様は茶道具の茶入れ(濃茶用の抹茶を入れるもの)
に見立てて使いたい、とのことで依頼があり、(通常
茶入れの蓋は象牙で作られているのですが)、今回は
ガラス作家に一つ一つのポットに合わせ、
蓋を製作してもらいました。

茶道具に関わらず、何かに見立てて
使うことには面白みがあります。
 本来 作られた用途とは違った使い方。
柔軟に考えるとイメージがどんどん広がります。
アンティークものを見立て使いするのもまた面白く、
そのものの持つ歴史を物語りとして語ることが出来ます。
特に由緒があるものでなくても、その物への
思い出や思い入れがあれば、物語はできるのです。


まだ幾つかありますので是非見にきて下さい!