チャビン文化期:首飾り
東山三条近くの祥愛ギャラリーさんで
THE ANDES プレ・インカの美展が開催されます。
祥愛ギャラリーさんは、東山三条の一本上で神宮道に
すぐ近く、築70年ほどの京町家をギャラリーとしています。
企画展示のない時は、オーナーの目利きで集められた
品々を常設展示されています。
心休まるオアシスのような、心地よい空間です。
是非お立ち寄り下さい。
THE ANDES
プレ・インカの美展
2007.6.1 (Fri)~ 14(Thu)
場所:祥愛ギャラリー
企画協力:LIVING GALLERY 姉小路高倉
『 アンデスの広大な史跡 古代人の技が継承される
生命感溢れる裂や道具 素朴でありながら味わい深い
砂漠の民からの贈物 』 プレインカの美より
世界4大文明のひとつ インカ文明。
南米ペルーを中心とした中央アンデス地帯の古代文明は
一般的にインカ文明として知られる。 そのインカ帝国期
以前を、通常プレ・インカ期と呼びます。
中央アンデスの染織品は砂漠の地中に埋もれ、
長い歴史にわたって静かに眠り続けてきました。
乾燥した海岸地帯の自然環境は、それら遺品の保存に
とっても理想的な環境でした。
その染織文化の起こりは、インカ部族が強力な一大国家
をうちたてるはるか以前であり、今から数千年前まで
遡ることができます。現在知られているアンデス最古の
織物は、紀元前2500年頃のものとされています。
今回の企画展では、チャンカイ文化期の染織品を中心に、
ワリ、モチェ、ナスカ、チャビン文化期の遺品を展示します。
古代人の技への関心と、何百年、何千年と歴史を
経ても尚、鮮明に輝く、プレ・インカの美をご鑑賞下さい。
文章:書籍参照

