こんにちは。久々のブログ更新です。
GW皆さんはどのように過ごされましたか?
普段より賑やかな連休も終わり、京都はこれから
また色んな行事が盛りだくさんです。
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お客様に借りた古書、藝術新潮 一九八〇年 十月号。
記事の中でパナマの“モラ”が紹介されている頁があって、
今では入手困難な昔のモラが幾つか載っていたのですが、
二十七年前の記事ですが、お店で古物を扱って
いることもあって、なんだか最新の記事にも感じます。
不思議な感覚です。
中で展覧会のポスターの会期の日付、
’80 10月6日・・・ これもまた三十年近く前のこと
というよりは、未知の未来のことにも思える。
これもまた不思議。
藝術というのは、常にその時その時
新鮮に斬新に見えたりするのでしょうか。
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最近のニュースでこんなものがあったのですが、
国語のテストの統計調査で、漢字の読み書きが出来ない子が
増えてきているらしく、色んな問題の中で、『 八つ 』の読みが
出来た正解率が小学校二年生で50%程であったそうです。
『 八つ 』を『 はちつ 』と読む子が多いとの結果。
このニュースを取り上げていた番組のキャスターが、
今の若い親たちは数を数えるのに、
いち、にい、さん、し・・・・・はち・・・と数えて、
ひとつ、ふたつ、みっつ、よっつ・・・・・やっつ・・・と
数え聞かせることが無くなったのではないかと
言っていて、「 あ~、なるほどね~ 」と思ったのですが、
確かに日常そのように数を数えることを聞くことが
なければ、『 ひぃ、ふぅ、みぃ~ 』という言葉も
子供たちにとっては、なんのことだか解らないですよね。
私たちが伝えて行かなければ、異国語や造語
ばかりが増えていって、日本の言葉が消滅して
いくのではないかと思うような話題でした。
そういう意味もあって、昔の本からは発見や
学びが多いなぁと思いますね。
情報が、というよりは漢字が豊富で難しいけれど面白い。
先日、関東から来られた方に、京都に来て
いたるところで“ ほっこり ”という言葉を見かけるが
どのような意味か?と聞かれました。
方言もまた同じ・・・。
