こんにちは。クリスマスイヴ、みなさまはどの様に
お過ごしでしょうか? 12月に入ってから色んな所で
イルミネーションされていて、『 クリスマスだなぁ~ 』
と実感しますが、ANETAKA は、どちらかというと
毎年X'mas色が薄いのですが、恒例としている事はあり、
例えばキャンドルをばんばん灯すだったり、
ANETAKAコレクションの鮮やかな赤い色が綺麗な
インドのパトラを壁に飾りお披露目したり・・・。
特にインドの染織品なんて赤を基調としているので、
クリスマスっぽいと言えばクリスマスっぽい。
この日にちなんで、ANETAKAの幾つかある
“ぽい”ものを2点紹介します。
中国雲南省ミャオ族刺繍額 20世紀後期
ミャオ族という山岳少数民族の衣装の一部の
(ズボンの脚部にほどこされていた刺繍)刺繍布を
額装したものです。
タイ・ヴェトナムのモン族と同一民族です。
どこが“ぽい”のか・・・、整列させた細かな刺繍の中で、
一部だけ色の違う所があり、緑の糸で刺繍されたところが
“ぽく” ないですか??ツリーの様にも見えます。
ペループレインカ チャンカイ文化期 綴れ織り額 A.D.1100~1470
南米ペルーの首都リマ市より北の、チャンカイ川流域を
中心として、今から約800年前に栄えた地方文化の
ひとつで、写真の綴れ織り裂はリャマ(ラクダ科の動物)
を文様化したものです。 用途としては、ポンチョの
四隅み付けられた裾飾りです。
リャマなのですが、何だかトナカイに見えませんか??
千年近く前に作られたものでも、とても絵になります。
古いものでも“ぽい”だったり“アート”として見て
求めて下さる方も結構多くいらっしゃいます。
もちろん歴史を経た、貴重なものであったりしても、
しっかりと管理保存していくことも大事ですが、
見る(しまう)だけでなく、使う(飾る)ことって
大切なことだと思います。
それでは、みなさま素敵なX'masをお過ごし下さい・・・。




