TVで1時間くらいの特集が組まれていました。

数年前から夜中に子供連れで遊んでいる親子をよく見かけてて、うわ~っと思ってた。

深夜時間のカラオケとかに子供がいて、一緒に行った友達と、連れてきている親が信じられないと話していたのを思い出しました。

その番組によると、夜10時以降に寝る3歳児が2000年日本小児研究会調べで52%だそう。

本当に多いんだね。


・・・・番組の内容・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

人の生体時計は、一日25時間で、太陽の光を浴びることで一時間修正していて、夜更かし朝寝坊のほうがしやすいからだなんだって、これは大人も子供も同じだそう。

なので、子供なら夜になれば自然に寝るだろうという考えは間違い。


<夜更かしの子供への影響は?>

人間の体はメラトニンというホルモンで守られていて、これが不足すると、発ガン率が高くなり、老化が促進かれる可能性がある。 メラトニンは夜になると分泌されるけど、夜でも明るいと出にくいから、夜更かしをして明るい環境で過ごしている子供は分泌されにくいといえる。

分泌のピークは1歳~5歳。 


理化学研究所ではマウスを使った実験で、正常な睡眠は幼少期の限られた時期に身に付く事を発見。

これは人間にも当てはまると推測される。

だいたい5歳までに脳のほとんどが発達されるので、それまでに正しい生活習慣をつけることが重要。

バランスよい生活をしないと脳の発達が偏ってしまう。


生活リズムが乱れている5歳児の描いた三角形(三角形になってなくて、線も揺れている)が紹介されました。

生活リズムが乱れると、セロトニンという脳内物質の働きが弱くなる。そうすると気分が滅入ったり、イライラ感が募ったり、乱暴になったりする。


まとめると、夜更かしをする子供は、三角形が描けない、発ガン率が高まる、肥満、ひきこもり、キレやすい人になるかもしれない。



<夜更かししない為の対策>

・朝の光をあびる

・朝ごはんをしっかり食べる

・テレビを見る時間を決める

・寝る前のお風呂はぬるめに

・寝るクセをつける(寝る前に必ず絵本を読むとか)

・おやすみの儀式をする(周りの物全てにおやすみの挨拶をするとか)

・昼間に外で遊ぶ



夜更かしの子供の例

1.夜中2時まで起きて、自分で勝手にDVDを見たり、パソコンをいじったりする2歳児のA君

 (自分で操作できちゃうんだからすごいよね(*_*;)

 対策は①早起き ②外で遊ぶ ③DVDは1日2時間までにする

 

2.一時まで眠れずだらだら起きている2歳児Bちゃん

 対策は①自然に起きるのを待たず、7時頃に起こす ②パパとのふれあいタイムは夜から朝にうつす ③ママが知り合いが無く、昼に外出しないので、子育て支援センターを通じ、園を開放している時に参加して出かけるようにする


例で出てた二人とも、対策でちゃんと10時までに寝るようになってました。

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見ていて、昼に外で遊ばないからエネルギーが消費しなくて、夜眠くならないし、食欲も出ないようで、外遊びはかなり重要なんだと思いました。

後、子供の生活習慣を正そうと思ったら、まず親の生活習慣を見直さないといけなくて、結構難しくて大変な事だよね~って思いました。

最近寒くて散歩に出てないもんね、私・・・。。

「子育ては親育て」って言葉、身にしみますわ。