先日のレッスンの時に、弟子がくれた一本の花。
ホワイトレースフラワー
「神戸の花市場に行って、この花を競り落としたんです。初めて自分で競り落とした花なので貰ってください💕」
と言ってプレゼントしてくれました。
儚げだけど凛として美しい
ありがとう✨
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神戸………
あの日
建物は壊れ
誰も花なんて見向きもしなかった日
花も埋もれ、焼かれた日
人びとは不安と悲しみに立ち尽くしていました。
そんな時でも
寒い中を人びとが、ただただ歩くその道の端に
キリリと生きる花は、確かにいたのです。
しばらくして
勤めていた花屋が半壊状態となったので
芦屋駅構内で束売りの花を売っていました。
こんな時にお花が売れるのか?売って良いのか?と思いながら、会社の方針に従って。
汚れても良い上着にマスク、リュック姿の人ばかり。
お花は売れました。
「その場所」にいたはずの「その人」に手向けるために💐
花の役割
改めて今思うのです。
物言わぬ花の力の凄さを。
その力を借りて誰かの心を癒すことが出来る幸せを。
悲しいとき、寂しいとき
疲れたとき
そして、嬉しいとき
ご自分に花束をプレゼントしてみてはいかがでしょうか?
束でなくても、1本の花でも構いません🌷
そっと触れてみた花びらが
あなたに
ほほえみかけてくれますから。