さて、今回のテーマは「恐怖心をコントロールする」です。
恐怖心というのは、とても厄介なもので、
私達が「~したい」という願望を持っていても、それを妨害してきたりするものですよね。
今回は、そんな「邪魔になる恐怖心を、どうやって上手くコントロールしていくか」について書いてみます。
まず最初に大切な事は、「どんな恐怖心があるのかを、具体的にしてみる」です。
当たり前の事かも知れませんが、
恐怖心というのは、「怖い」という気持ちそのものですから、
どうしても向き合う、見つめる事に抵抗感が湧いてしまって、
「具体的に何に対して、どう感じるのか」を知らない事も多くなりがちです。
そこで、まずは具体的に考えてみる事が大切になってきます。
<具体的に見ておきたいポイント>
・どんな場面で (ある程度共通点があるのかないのか)
・どういう人と (良く似た人、タイプがあるのかないのか)
・どういう状況で (決まったシチュエーションの場合が多いようです)
・どんな感情が (恐怖心の中身を言葉にしてみる事も大切です)
・どのくらいの強さで (強さを後々、比較できるようにしておくためです)
出てくるのを、ゆっくりと無理ない範囲で思い出しながら
まずは書き出してみる事がポイントです。
これらが書けますと、そこにはある程度の共通点が見えてきますよね。
それが、「恐怖心の中身」です。
そして、ここから恐怖心をコントロールするポイントなのですが、
「その中身は、本当に正しいか」
をじっくりと考えてみてください。
実は、恐怖心は、「範囲を大きくしすぎている」場合が多くあります。
つまり、本当に「怖い、嫌だ」と感じるものと、
そうでないものを一緒にして、全てひとくくりにして、「全部だめ、怖い、NG」としている場合が多くあります。
具体的に見てみますね。
例えば、「押しが強い人と話すのが怖い」という感覚をお持ちの方がいたとしますよね。
これは、過去にそういう嫌な人と出会った事から、
「押しが強い人が全部だめだ」
という、大まかなくくり方で、「怖い」と思い込んでいるような場合もあります。
しかし、具体的に書いていきますと、そうではない部分が見えてきます。
具体的に、
「Aさんは、ちょっと押しが強い部分もあるけどOK」
「Bさんは、押しがそこまで強い訳ではないけどNG」
「Cさんは、押しが強いのと、○○な部分があるのでNG」
「Dさんは押しが強いけど、あれは営業の仕事だから仕方ない」
といったように、具体的に名前やシチュエーション、環境を色々と分類して考えていきますと、
沢山の例外が出てきます。
そして、例外が増えてきますと
「押しが強い人はNG」というくくり方では、説明が出来なくなってきます。
ここまで来て初めて、本当に恐怖心を感じるのは、一体どんな人で、どんな特徴、どんな場面なのかが
明らかになりますので、それ以外の部分は
「範囲を大きくしすぎていた思い込み」という事がわかります。
恐怖心を、単に漠然と「怖いから仕方ない」で済ましてしまったり、気合いや根性で乗り切る前に、
まずは、「その怖さは、本物なのか」と、疑ってみる事が大切です。
思っているより多くの場面で、私達は「思い込み」というものに左右されている事がよくわかると思います。
ぜひ一度お試しくださいね。
また、今回は「恐怖心だと思い込んでいる部分を明らかにする」という方法でしたが、
本当に恐怖心を感じる中核の部分は、全く違うアプローチが必要です。
それを解消していくには、メンタルブロックに取り組む事が一番の近道だと私は考えています。
メンタルブロックについては、関連記事がありますので、そちらもどうぞご覧くださいね。
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