デジタル大辞泉の解説
- ゆり‐もどし 【揺り戻し】
1 ゆすぶって元へ戻すこと。「振り子の―」
2 一度ある方向へ大きく変動したものが、また元の方向にもどること。
3取引用語で、相場が売られすぎたり買われすぎたりした後に起こる、反対の動き。
4 「揺り返し」に同じ。

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「人生で、最も大切にしたい価値観はなんですか?」と聞かれたら、私はいつも、
「学ぶ」「成長する」「変わる」の三つを上げています。
よく思うんですが、この「学ぶ」「成長する」「変わる」は、どれも
やじろべえや、シーソー、振り子のような、揺り戻しがつきものだと考えています

学んだり、成長したり、変わったりして
「やった! 自分はこうなんだ! なるほど、これで良いのか!」
と思って、学んだ事から成長して、新しい段階へ変化していったとしても、
いつかは
「あれ。なんかおかしいぞ…?」
と気付いて、次に必要な学びを探して、また別のステージへ進んでいきます。
こうしているうちに、ある時、
シーソーや振り子の、右端まで来て、
「ここじゃなかったのか。やっぱりもう少し真ん中寄りが自分に合うのか」
と、また学んで、今度は揺り戻しで、左へ向かって返っていく。
これは、無駄な事をしていると言われる方もおられるかも知れませんが、
私は、「学ぶ事」や「変わっていく事」は、たぶん、永久にこうなんだろうなと思っています。
学びというのは、
「支点(支える部分)がどこなのかわからない、シーソーの上にのって、
バランスが取れる位置を探し続ける事」
だと思っています。
で。今は「ここか!」と(運よく? 実力で?)たどり着いたとしても、
時代が変わって、風の吹き方が変わったら、その支点の上にはいられなくなるので、
また学びと変化が始まっていきます。
そうして、支点の上でじっとしていられる時間は短くて、
いつも学びと成長と変化が必要になってくる、と。
ここで大切な事は、二つあると思っています。
一つ目。
「ひとつの答えを見つけたら、永久にその支点の上に立って、
穏やかで変化のない人生を一生過ごせる」という事は、あり得ないと知る事。
(時代が変われば支点は変わるシーソーの上にいるとわかる事)
そして、もう一つが
「それで良いんだ」と思う事。
『シーソーの上をフラフラしている自分なんてダメな人間だ、早く落ち着かないと』
と考える事そのものに無理な部分があると受け入れる事」
だと、私は考えています。
時代の風にフラフラゆれるシーソーゲーム。
「落ち着かない、平和はない」と思うか、
「いつまでも学びや変化があってオモシロイ」と思うか。
とても大切な違いだと、いつも考えています。
ps。
私の学びは、昨日、ちょうど右端にまでたどり着いて、
これから揺り戻しで左へ戻ります。私の「支点」は四年前くらいの
『私』が、どうやら一番、本質に近いらしい、と自分でわかって来ました♪