「お金がなくても幸せに生きている」—正直、このタイトルはポエムっぽい。しかも大学生でこんなことを言っていたら、現実では正直距離を取るレベルだろう(笑)。

しかし、私は「食べる」ことにこそ、大きな幸せを感じている。それは、高級食材のフルコースなどではない。学生の私にはもちろん不可能だ。私が大切にしているのは、日常に潜む「小さな贅沢」だ。

 

1.私のささやかな食のこだわり

 

私の言う「小さな贅沢」とは、スーパーの割引シール付きの食品を買うことや、ちょっとしたスイーツを食べることだ。

食生活には、ささやかなこだわりもある。肉、豆腐、納豆などの基本的な食材は、なるべく国産を選ぶようにしているし、食品添加物が少ないものを選ぶよう心がけている。その分少し割高にはなるが、外食はほとんどしないので、極端に費用がかさむわけではない。

もちろん、たまには羽目を外す。3ヶ月に一度くらいはマックが食べたくなるし、コンビニの菓子パンやホットスナックに手が伸びることもある。でも、それは「なるべく」の範囲内での話だ。

 

2.270円のエビがくれた一晩の幸福

 

今日、この小さな幸せが凝縮された出来事があった。

スーパーで、大きなエビが3匹270円に割引されていたのだ。もちろん即購入だ。

帰宅中、このエビをどう料理しようか考える時間が、まさに幸せだった。 「エビチリにしようか?」「ガーリックで風味をつけたいな」「いっそエビフライもいいかも」「頭や殻で味噌汁も作れるぞ」—こんな風に、頭の中で献立を練っている瞬間が至福なのだ。

結局、エビと牛乳、トマト缶などでエビクリームパスタにした。当然ながら、とても美味しかった! なんなら、台所に残った残り香まで堪能した。ちなみに全部合わせたら400円ほどだ。少し高いな、、

とはいえ、たった270円の投資で、私は買い物から食後の余韻まで、一晩中幸せな気持ちに包まれる。これ以上の満足があるだろうか。

3.幸せはシェアすることで広がる

 

さらに、私は寮に住んでいるので、時々料理をシェアする。今日作ったエビクリームパスタも、もちろん分けてあげた。友人が「おいしい」と言ってくれたことも、また幸せの一部だ。

私たちは、つい不平不満を口にしがちだ。InstagramやYouTubeが普及した今、裕福な人たちの生活を見て、羨んでしまうのも人情だ。確かにお金は重要だ。しかし、お金がなくても、小さな幸せは確実に得られる

お金を求めるのは人間の性だが、私たちは日々の生活の中に潜む「小さな幸せ」を見つける努力をすべきではないだろうか。ポジティブに生きたほうが、人生は絶対に楽しいはずだ。

...と、偉そうなことを言っておきながら、今、炊飯器にご飯がたくさん残っていることに気づいた。朝炊いたご飯を忘れていた。食べ物の幸せは、まだまだ続きそうだ、、、