いつみても色あせないです。


ウルトラセブン






ウルトラ警備隊紅一点のアンヌ隊員の美しさも目を惹きます。


【敵】

キングジョー



頭、胸、腹、足の4機の宇宙船に分離・合体が可能。主武装は目のような部分から放つ破壊光線デスト・レイで、鋼鉄をも溶かす高熱を放つという。 
また、格闘能力も高く、軽々と10万t級の艦船を振り回す程の剛力ダイナミックパワーを誇る。 
グロッキー状態のセブンに馬乗りになって襲いかかる第14話のラストシーンや、神戸港でタンカーを振り回してセブンを張り倒したシーンはあまりにも有名。 
おかげで「キングジョー=船」みたいな印象がいまだに残っている。 

攻撃面だけでなく防御面も申し分なく、装甲はきわめて頑丈であり、ウルトラセブンのエメリウム光線は通用せず、アイスラッガーも苦もなくはじき返すほど(セブンは何故か最強技のワイドショットをキングジョーに使用しなかったため、ワイドショットを防げるかどうかは不明)。 
昭和期に販売された怪獣図鑑では「水の中も泳ぐので始末が悪い」と紹介されており、実際作中では、国際会議に向かう科学者を乗せた原子力潜水艦を分離形態で襲って撃沈している。合体状態で泳げるかはともかく、少なくとも分離状態での攻撃行動は可能であり、つまり陸海空で活躍できるスーパーロボットという事になる。この事から装甲に使われているペダニウム合金は水圧にも強い硬度を誇っていると推測される。 

セブンとの初戦では頑丈な装甲と圧倒的な怪力で優勢に立つ。が、背後から足払いを食らい仰向けに倒れると起き上がれないという弱点が露呈、しばらくもがいた後に分離して逃走した。起き上がれないだけならば分離してから再合体すればいい話なので、逃走する必要は無いはずである。これに関しては倒れた時にどこかが壊れたか、あるいはエネルギー切れだという説があるが詳細は不明。 

2回戦では神戸港で大暴れ。足元が海だったからか、それとも改良したのか、倒れてもちゃんと起き上がり初戦と同じくセブン相手に優性。最終的にセブンが羽交い絞めにしたところを、ドロシー・アンダーソン博士が開発した兵器、ライトンR30爆弾を使う事でようやく撃破できた。 

その最期は、機能停止した際に手足をピッタリと体に付けた状態(「気を付け」の状態)で硬直し、仰向けにぶっ倒れたあと火花を撒き散らすというものであった。


ガッツ星人


「いかなる戦いにも負けたことのない無敵のガッツ星人」と自称し、数多くの戦いにことごとく勝利してきた実績を持つ、宇宙の実力者。地球侵略に邪魔なウルトラセブンを徹底的に分析して敗北させ、十字架にして地球人の目の前で処刑しようと目論む。徹底的な分析を行って作戦を決行する一方、相手に予想外の行動を取られるとパニックに陥る脆弱さも持っている。画面上では4体確認できる。肩書の通り分身能力を持つほか、瞬間移動や目から命中すると網状に変化する光線を発射する。等身大時では、機関銃を武器にする。

地球人の希望のよりどころにして地球侵略の障害であるセブンを倒すことで、地球人の戦意喪失を図る。まず、アロンと戦わせることによってセブンの戦闘能力を徹底的に分析した際、地球上における彼の仮の姿がモロボシ・ダンであることも把握するが、前述の理由からあくまでセブンの姿の時に打倒する方法を選ぶ。ウインダムを宇宙船からの一撃で倒した後、自らセブンと戦って分身や瞬間移動などで翻弄してエネルギー切れに追い込み、十字架へ磔にする。しかし、地球人の戦力をあなどっていたことが仇になり、セブンからの通信でエネルギー補給手段を知ったウルトラ警備隊の活躍によってセブンは復活する。その後、セブンのハンディショットで円盤の動きを封じられた末、ウルトラノック戦法によってパニック状態のまま、宇宙船もろとも粉砕される。

メトロン星人


宇宙の彼方にある紅い星メトロン星から地球に侵入した宇宙人。狡猾な戦略で知られ、地球侵入以前にもいくつかの星を侵略している。地球上では北川町のとある安アパートを拠点として黒スーツの人間男性に変身し、駅前の自動販売機に後述のたばこを補充するなど、暗躍していた。アパートに乗り込んできたダン=ウルトラセブンとは本来の姿で対面して朗らかな口調で語りかけ、ちゃぶ台を挟んであぐらをかくという人間社会にすっかり馴染んだ姿を披露する。

たばこの中に地球人を発狂させて周囲の者がすべて敵に見える効果を持つ赤い結晶体[注釈 3]を仕込み、これを吸引した地球人同士が殺し合うことで、最終的には地球人類が死に絶えるのを待って地球を乗っ取ろうとたくらむが、アパートに乗り込んできたダンとの会話を経て追ってきた彼とメトロン円盤に乗り込んで飛び立つもウルトラホーク1号に撃墜され、巨大化する。夕陽に照らされる北川町を舞台に展開されるセブンとの戦闘では、四肢を大きく振り上げる独特の走り方で交差するもすぐに逃亡を図って飛び去るが、最後はアイスラッガーによって空中で縦真っ二つにされたところにエメリウム光線を受け、爆発する。


https://ord.yahoo.co.jp/o/video/RV=1/RE=1587622057/RH=b3JkLnlhaG9vLmNvLmpw/RB=/RU=aHR0cHM6Ly93d3cueW91dHViZS5jb20vd2F0Y2g_dj1uSG1HaWo5M3JtMA--/RS=%5EADBnx0ieZOYEw.mKaeWkUaoVaVMUDg-;_ylt=A2Rivb8p359ehxoAdB105ft7


ギエロン星獣


血を吐きながら続けるマラソン

このセリフが登場したのは、ウルトラセブン第26話「超兵器R1号」(初回放送1968年(昭和43年)3月31日)。兵器開発競争を皮肉ったウルトラセブン史上に残る重いエピソードである。 
当時は冷戦ベトナム戦争の真っただ中であり、このエピソード自体が核抑止による終わりの見えない軍備拡張を風刺したものであるといわれている。 
劇中、ウルトラ警備隊が属する地球防衛軍は侵略宇宙人への対抗策として、新型水爆8000個分の破壊力を持つ惑星破壊兵器「R1号」を開発し、どこかの惑星で使用実験が行われることになった。セブンであるモロボシ・ダンは参謀たちに実験中止を進言に行くが、途中でフルハシ隊員に制止される。 

劇中のやり取り

  • 「」···ダン、『』···フルハシ、【】···アンヌのセリフ


「フルハシ隊員!」 
『何だ?』 
「地球を守るためなら、何をしてもいいのですか···」 
『えっ···』 
「返事をしてください!」 
『···(答えられないフルハシ)』 
「よし!」 
『おい、ダン! お前いったいどこに行くんだ?』 
「参謀にお願いしてきます、実験の中止を!」 
『バカ! よさないか!』 
「離して下さい!」 
『まて! いいから入れ!』 
メディカルセンターに移動 
『どうしたんだダン!』 
【何かあったの?】 
『いや、忘れるなダン、地球は狙われているんだ。今の我々の力では守りきれないような強大な侵略者がきっと現れる。その時のために···』 
「超兵器が必要なんですね」 
『決まっているじゃないか!』 
侵略者は、超兵器に対抗してもっと強烈な破壊兵器を作りますよ!」 
我々は、それよりも強力な兵器をまた作ればいいじゃないか!』 
「·········それは、血を吐きながら続ける···、悲しいマラソンですよ」 

結局、シャール星座の第7惑星ギエロンが地球への影響が無く、生物もいないだろうということでR1号の実験に使用され爆破されたが、ギエロン星には生物が存在し、R1号の放射能の影響を受けてギエロン星獣に変異し、復讐の為に地球へ降り立ち放射能の灰を吐き地球に甚大な被害を与えた。 

最終的にギエロン星獣はセブンに倒され、事件の反省から新型兵器R2号の開発も凍結され、物語は 
カゴについた回転車で、延々走り続けるリスの映像で幕を閉じる··· 

最終回

傷ついた身体を押して侵略者と最終決戦に臨もうとするモロボシダン(ウルトラセブン)。

そこにアンヌ隊員が登場し

「アンヌ 僕は 僕はね 人間じゃないんだよ M78星雲から来たウルトラセブンなんだ」(ダン)

「びっくりしただろう」(ダン)

「ううん 人間であろうと宇宙人であろうとダンはダンに変わりないじゃないの たとえウルトラセブンでも」(アンヌ)

「ありがとうアンヌ」(ダン)

 https://ord.yahoo.co.jp/o/video/RV=1/RE=1587635972/RH=b3JkLnlhaG9vLmNvLmpw/RB=/RU=aHR0cHM6Ly90d2l0dGVyLmNvbS94bWJod2ZwYngvc3RhdHVzLzExNDY3MzM5NDUxNTg5NTkxMDQ_bGFuZz1qYQ--/RS=%5EADBMVUdbP5O6mD80_giI6idJg5Dq5g-;_ylt=A2RivbGDFaBeoDMADB505ft7

このシーンはいつみても胸が躍りますね。


ウルトラセブンは良い意味でも悪い意味でも侵略者、もしくは異星人との心の交流を重点に置いた作品に感じますね。


僕はヒーローには向いていないので

身近にいるイケメン →   セブン

身近にいる好みの女性 → アンヌ

というふうに置き換えてこのシーンを眺めてました。


やはり主役を張れる人は選ばれた人なんですね…。