【怪しい語源17】サモア語 | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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サモアやハワイ、マオリ、イースター島の言語などは、ポリネシア言語だ。
ポリネシア言語は、基本的に日本語母音に同じため、日本人には発音は容易だろう。
ただし、SOV型の日本語に対して、SVO型だったりVSO型だったりと、日本語とはかなり違ってもいる。が、倒置が強調表現と捉えられる我々にも、似ているのかも知れない。



aliali(見える)➡ありありと(擬態語)
aui(包む、覆い)➡覆い

ese(違う、間違った)➡似非(えせ)

faiai(急げ)➡早い、速い


galala(喉が渇く)➡ガラガラ、カラカラ(擬態語)
gololo(ゴロゴロする、押し寄せる)➡ゴロゴロ(擬音語)


maliu(来る、行く)➡参る(まいる)
malu(柔らか、穏やか)➡まろやか
maulu(潜る)➡潜る(もぐる)
musa(ウサギ)➡usa➡ウサギ


olo(下ろす)➡下ろす
oso(襲う)➡襲う

tala(開く、広げる)➡たらし、たらす(帯)


aasa(灼熱の)➡暑い
afi(火)➡火
afu(汗)➡汗
ana(洞穴)➡穴


fatu(心臓)➡ハツ
fetu(星)➡星
fofoga(顔や目)➡ほほ


isumu(ネズミ)➡ネズミ


laumei(亀)➡亀
lama(罠をかける)➡kamaを掛ける


maga(木の股)➡股
malo(客)➡客人(まろうど)


palapala(土)➡パラパラ(擬態語)
puaa(豚)➡豚

sakana(マグロ)➡さかな
sao(正しい、まっすぐな)➡竿(さお)


tama(男)➡タマ
tiga(傷つく)➡ケガ
tumutum(頂)➡おつむ



valavala(分かれている、別々の)➡バラバラ(擬態語)




★蛇足
ポリネシア語は、新王国時代エジプト語にも似る